【徳島】ノルウェー代表FWバケンガ獲得｡今季同国リーグ11戦11ゴール…浦和ユンカー級か!

昨季も25試合･15ゴールと活躍。日本行きを熱望して実現、背番号は――。

 　J1リーグの徳島ヴォルティスは８月19日、ノルウェー代表歴のある同国１部リーグ オッド・グレンランドに所属していたFWムシャガ・バケンガ（Mushaga Bakenga）を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「９」。メディカルチェック後に正式契約に至る。入国日は調整中で、来日後は新型コロナウイルス感染症対策のための14日間の待機期間（Jリーグバブル）を経て、チームに合流する。

　バケンガは1992年８月８日生まれ、ノルウェー出身の28歳。親はコンゴ共和国出身。ノルウェーリーグでは2020シーズンはリーグ25試合・15ゴール、さらに５月に開幕した2021シーズンはすでに11試合・11ゴール・１アシストを記録していた。

　バケンガは徳島を通じて、次のように抱負を語っている。

「徳島でプレーできることをとても誇りに、幸せに思っています。この数週間、徳島のことを調べたり、試合を見てきました。私自身、徳島の歴史の一部になれることにさらに興奮しています。監督や選手たちに会い、スパイクを履くのが待ち遠しいです。そして、私を温かく迎え入れてくれた徳島ヴォルティスのファンの皆さまにも感謝します」

　ノルウェーメディア『Nettavisen』によると、バケンガにはサウジアラビアと日本からオファーが届いていたが、バケンガは日本行きを熱望。そして今回の移籍が実現したということだ。

　ノルウェーリーグといえば、浦和レッズに加入したデンマーク人FWキャスパー・ユンカーがFKボーデ/グリムトで、2020シーズンに得点王＆MVPに輝いている。二人の優良タレントが一気に日本へ。ユンカー級――あるいは超えるような活躍を見せるか!?　１日も早い合流が待たれる。

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[文：サカノワ編集グループ]