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「CL逃したのは…」鎌田大地、長谷部誠悔しい…相手監督が苦言。フランクフルト開幕から勝利なし

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ビーレフェルトに終盤追いつかれ1-1。奥川雅也、フル出場。

[ブンデスリーガ 3節] ビーレフェルト 1-1フランクフルト/2021年8月28日15:30(日本時間22:30)/ビーレフェルダー・アルム

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトがアルミニア・ビーレフェルトとアウェーで対戦し、終盤に追い付かれ1-1で引き分けた。日本代表MF鎌田大地はトップ下で先発出場を果たし、1-0とリードした73分に交代。長谷部誠はベンチ入り。一方、ビーレフェルトの奥川雅也はフル出場を果たしている。鎌田、奥川はそれぞれゴールの起点になる活躍を見せた。しかしフランクフルトは2分1敗、ビーレフェルトは3試合連続ドローと、いずれも開幕から未勝利だ。

 22分、ペナルティエリアに入った中央で鎌田がボールを受けて、右へ展開。そこからイェンス・ペッター・ハウゲが決めて、アウェーチームが先制に成功する。

 しかし終盤に差し掛かると、次第に自陣ゴール前の危険な位置でボールを持たれる機会が増えてしまう。

 そして86分、カウンターから背後を突いた奥川がロングキックを受ける。そこから流れるような攻撃で、ビーレフェルトの同点ゴールが決まってしまった。

 フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は「60分までとてもいい時間が続きましたが2点目を奪えず、そしてペナルティエリア内でのピンチがあまりに多くなりました。ゴールを決められないと苦しみます。小さいながらも一歩前進できました。しかし良いスタートを切れなかったのは事実で、私はそれについてしっかり取り組みます」と語った。

 一方、ビーレフェルトのフランク・クラマー監督は「フランクフルトはクオリティの高い選手が揃っています。しかし、チャンピオンズリーグの出場権をあとわずかのところで逃したのは仕方なく、一人、二人の選手の責任ではきっとないでしょう」と、相手チームの押し込まれた際などの統制のなさを指摘していた。

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[文:サカノワ編集グループ]