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「もう済んだこと」堂安律がPSV残留決定について思いを明かす

堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

昨季に続きドイツ・ブンデスリーガ挑戦を目指したが――。

[W杯 アジア最終予選] 日本 – オマーン/2021年9月2日19:10/市立吹田スタジアム

 日本代表MF堂安律が9月1日、オンラインによる取材に応じて、2日のオマーン代表戦から始まるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた抱負や自身の近況について語った。

 東京オリンピックでの戦いを終えたあと、所属元であるオランダのPSVアイントホーフェンに合流。ここ2試合はベンチ入りも果たしていた。そして今回再び日本へ――多忙を極めている一人だ。

 そうしたなか、昨季のアルミニア・ビーレフェルトに続き、2年連続でのドイツ・ブンデスリーガでのプレーを模索してきた。ドイツやオランダの報道では、6クラブほどが獲得へ関心を示したが、交渉は成立しなかった。

 欧州主要リーグは8月31日で移籍期限を迎えた。23歳のレフティはそのことについて問われると、次のように語った。

「(心境は?)シンプルに答えると、決まったところで自分の力を出すことが、アスリートとして、プロとして、自分がしなければいけないこと。自分が行きたいところなどはありましたが、もう済んだこと。ただ今は所属先のことではなく、日本代表のことを考えてプレーするように心掛けています」

 東京オリンピック日本代表では森保一監督から不可欠な戦力として全6試合で先発した。今度はW杯への道、カタールでベスト16以上を目指す戦いに向かう。

「チームを勝たせること、数字を残すこと。それがウインガー、アタッカーとしても一番評価されるところ。オリンピックで出た課題でもあり、そこをしっかり出していきたい。オリンピック世代が台頭し、A代表のスタメンにどんどん入っていかなければいけないので、責任を持ち、しっかりアピールしていきたいです」

注目記事:【日本代表】オマーン戦スタメン予想。冨安と守田不在、柴崎がボランチ復帰か│W杯アジア最終予選第1戦

[文:サカノワ編集グループ]

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