×

金明輝監督パワハラ報道、鳥栖社長がJリーグやJFAからの連絡待ちと説明

鳥栖の金明輝監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

公式サイトでコメントを発表。「今後、対応の必要性が出てくれば、誠意をもって迅速に取り組んで参ります」

 J1リーグのサガン鳥栖は9月1日、公式サイトで「金明輝監督に関する一連の報道について」と題して、同監督に関する選手に対するパワハラを巡る報道についての見解を発表した。

 鳥栖の福岡淳二郎社長は次のように現状を報告している。

「ファン・サポーターの皆様ならびにスポンサー様をはじめ、クラブに携わってくださる関係者の皆様には、多大なるご心配をおかけし、大変申し訳ありません。

 弊クラブとしましては、現時点においてJリーグおよび日本サッカー協会からの詳細な連絡を受けておりませんので、正確な情報を把握したのち、今後、対応の必要性が出てくれば、誠意をもって迅速に取り組んで参ります。

 株式会社サガン・ドリームス 代表取締役 福岡淳二郎」

 鳥栖は8月の段階で、すでに明らかになっていた、選手を足払いで倒すなどのパワハラ行為について認め、同監督に対し3試合の指導資格停止処分を下していた。一方、弁護士らによる第三者委員会を設け、「監督は3試合の指揮資格停止及び当面の間の練習参加の停止(約1か月)という不利益処分を受けている。さらなる処分は不要であると判断」として、8月10日からの活動再開を認める方針を示していた。

 一方、第三者委員会は鳥栖の組織について、「フロント、強化部、監督がすべき権限範囲が不明確になっていること。その結果、その責任範囲も不明確となり、指導・監督する者が誰になるかも、分からなくなっていた」とも指摘していた。

注目記事:【日本代表】オマーン戦スタメン予想。冨安と守田不在、柴崎がボランチ復帰か│W杯アジア最終予選第1戦

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads