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10月W杯予選不在に!日本代表の久保建英が負傷離脱をSNSで報告「少しの間チームを離れることに」。レアル・マドリード戦で右ヒザ負傷

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

オーバーワークが影響か。東京オリンピック代表で全試合先発、日本代表遠征。マジョルカではリーグ5試合連続でスタメン出場。

[スペイン1部 6節] レアル・マドリード 6-1 マジョルカ/2021年9月22日22:00(日本時間23日5:00)/サンチャゴ・ベルナベウ

 スペイン1部リーグ6節、RCDマジョルカはレアル・マドリードに1-6の完敗を喫した。レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英はリーグ5試合連続で先発出場を果たしたが、ハーフタイムで交代を告げられた。マジョルカのルイス・ガルシア監督は記者会見で交代の理由について、本人から「右ヒザが痛い」と申し出があったと説明した。

 そして久保は9月23日夜、自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @takefusa.kubo)で、「少しの間」この負傷により「チームを離れることに」なったと報告した。10月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の活動への不参加も表明している。

「昨日の試合中のワンプレーで膝を怪我してしまい、少しの間チームを離れることになってしまいました。

 とても重要な時期にチームと代表の力になれないことはとても悔しいですが、今度はピッチ外から応援をしたいと思います。そして1日でも早く復帰をしてチームの力になれる様に今自分にできることを頑張ります」

 そのように日本語とスペイン語で伝えている。スペイン語では「深刻ではありませんが」とも強調している。

 東京オリンピック日本代表として調整試合2試合から五輪本番6試合の計8試合全試合で先発出場し、その直後、マジョルカに合流してデビュー。するとすぐに日本代表の活動に加わり、カタールでの中国代表戦でも先発した。そしてこの日本代表活動を挟み、ラ・リーガでは5試合連続スタメン。今回も週末からミッドウィークの連戦、しかも保有元との大切な一戦で負傷を負ってしまった。

 オーバーワーク気味だったことは否めない。しかもまだ20歳になったばかり。まずはしっかり完治させることに専念し、フレッシュな状態で戻ってきてもらいたい。

 ルイス・ガルシア監督は試合後の記者会見で、次のように久保の状態について説明していた。

「クボの評価は、チームにとって、決して良いものではありませんでした。そして中盤にもう少し強度をもたらしたいと考えていたのですが、『ヒザが痛い』と彼から申し出がありました。彼は日曜日から連戦で先発出場していた数少ない選手の一人であり、そういった面(疲労など)も顕著ではありました」

 久保はラ・リーガでは今季6試合・0得点。これまで全試合に出場していた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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