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ラカゼットが1月に移籍!?アーセナルのアルテタ監督が言及

アストン・ヴィラ戦のあと談笑するアーセナルのラカゼット(右)とオーバメヤン(左)。 (Photo by Richard Heathcote/Getty Images)

アストン・ヴィラに勝利!冨安健洋は6試合連続先発。

[プレミアリーグ 9節]アーセナル 3-1 アストン・ヴィラ /2021年10月22日21:00(日本時間23日4:00)

 イングランドプレミアリーグ、アーセナルFCがアストン・ヴィラFCに3-1の勝利を収めた。日本代表DF冨安健洋は6試合連続の先発で、5戦続けてフル出場を果たした。アーセナルは4勝2分3敗と、今季初めて白星が先行した。

 この試合前の公式記者会見で、アーセナルのミケル・アルテタ監督が、1月の移籍市場で動きがあるのではないかと噂される元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットについての質問に答えた。

 クラブ史上最多の計5400万ポンド(約84億円)をかけて獲得したフランス人ストライカーのラカゼットは、今シーズン末で契約満了を迎える。しかし新シーズンの契約延長の打診はこれまでなく、違約金の発生する1月放出の可能性が囁かれてきた。

 まずアルテタ監督は最近の移籍市場のトレンドについて、「大物選手の契約満了は、これまでにないほど多く起こっています。過去18か月間の動向を見ても、こうした状況に直面しているのは私たちだけではありません」と、大型契約を結んだ選手ほど、フリートランスファーとなるケースが増えていると説明する。

「直面する問題に最善の方法で対処しようとしますが、まず、1月にラカが離れる予定はありません」

 指揮官はそのように否定する。

 そのうえで、「彼は私たちの選手であり、契約期間に関係なく、みんなと同じように扱います」と強調。そしてフランス代表13試合に臨んでいるFWの献身性を高く評価する。

「ラカは私たちのために、すべてを捧げ続けてくれています。そこを疑ったことは一度もなく、もしもそんなことがあれば、この夏に何か違う提案をしていたでしょう。

 ラカがモチベーションを見つけられず、経済的な将来にしか興味がないということはありません。私がここに来て以来、彼は毎日それを示してきました。

 だからこそ彼は私たちにとって本当に重要な選手です。彼の状況を受け入れて、シーズン終了時、みんなにとって最良の選択肢が何であるかを見極めなければなりません。どんなことでも可能性はあります」

 クリスタル・パレス戦(△2-2)で劇的な同点ゴールを決め、そしてアストンヴィラ戦(〇3-1)では先発を果たした。30歳になったアーセナルの「ナンバー9」へ、アルテタ監督はそのように揺るがぬ信頼を口にしていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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