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「タキにとっての問題は…」クロップが南野拓実の評価を熱く語る。リバプールでカップ戦2戦3ゴール!

プレストン戦でゴールを決めたリバプールの南野拓実。 (Photo by Lewis Storey/Getty Images)

プレストン戦で一撃、「クオリティはとても高かった」。

[EFLカップ 4回戦] プレストン 0-2 リバプール/2021年10月27日19:45(日本時間28日3:45)/ディープデイル

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属する日本代表MF南野拓実がEFLカップ4回戦、同チャンピオンシップ(実質2部)のプレストン・ノースエンド戦でゴールを決めて、2-0の勝利に貢献した。この大会、南野は2試合・3ゴール。

 サウサンプトンFCへの期限付き移籍を終えて今季復帰した南野だが、今季これまでプレミアリーグでは出場機会を得られずにいる。それでもユルゲン・クロップ監督は、南野がチームにとって貴重な戦力であると強調する。

 指揮官は試合後の記者会見で26歳のアタッカーについて、「タキ(南野)のクオリティはとても高かったです」と頷き、次のように熱く語っている。

「タキにとっての問題は、実際のところ、彼のポジションにいる他の選手がとても優秀であることと、幸いなことでありますが彼らがケガをせずにいることで、それを除けば何の問題もありません。それだけのことです」

 開幕直後の日本代表への遠征に参加して負傷離脱。その復帰までに少し時間がかかった。そこからは順調に調子を上げてきた。ただチームは好調の波に乗り、アタッカーのレギュラー陣もハイパフォーマンスをキープしている。そのように南野の置かれた状況とともに、信頼を口にする。

「この日の彼は最も危険な選手で、ゴールを決めたことは本当に重要でした。私たちにとってのこのゲームの意味をよく理解していました。彼を投入すれば、すぐに私たちのサッカーの大部分を担うことができると分かっていました。今夜、タキは素晴らしい活躍をしました。良かったです。ただ、彼はもっともっと良くなると、みんなが思っています」

 長いシーズン、必ず南野の力が必要になってくる。全員の力がなければ、レッズのタイトル獲得はない。熱情的なクロップ監督はリバプールという一つのチームの中で、“TAKI=南野”の存在の大切さを改めて強調していた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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