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日本代表MF鎌田大地、ミランへ“玉突き移籍”か。マルディーニが欲する!?

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

フランクフルトは2023年まで契約、そろそろ売却する好タイミングだが…。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に、再び移籍の噂が浮上している。イタリアの移籍専門メディア『カルチョ・メルカート』はこのほど、1月の移籍マーケットに向けて、名門ACミランがこの25歳のトップ下をリストアップしたということだ。

 記事によると、ミランが現在模索しているのがインテル・ミラノへ“禁断の移籍”をしたトルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜探しだ。

 ジャンルイジ・ドンナルンマもパリ・サンジェルマンに去ったなか、 ロッソネロは新たなチームの「柱」を欲している。強化責任者のパオロ・マルディーニも最大の補強ポイントに「トレクァルティスタ(トップ下)」を挙げているそうだ。

 過去には、フランクフルトからミランに、クロアチア代表DFアンテ・レビッチが移籍。一方、ポルトガル代表FWアンドレ・シウヴァが、ミランからフランクフルトに移籍してブレイクを果たし、今季RBライプツィヒにステップアップしていった。そうした過去のスムーズな交渉からも、「両クラブの関係性は友好的」にあり、この噂を後押しする。

 ただし、鎌田は2023年6月までフランクフルトとの契約を残す。それだけに「それなりに高額な移籍金がかかる」点が課題に挙げられる。とはいえ、フランクフルトとしても、そろそろ“売却時”であるのもまた事実で、そのあたりの“攻防”が見どころに。

 鎌田にはこの夏、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、スペイン1部のセビージャFCなど、複数の移籍の噂が浮上していた。

 しかし、3000万ユーロ(約40億円)とされる移籍金(違約金)がネックに。コロナ禍の各クラブの経営難も影響し、ビッグクラブ行きは実現しなかった。

 今季の鎌田は、これまでリーグ8試合など、公式戦通算12試合・1ゴールを記録している。インターナショナルな「トップ下」の“玉突き移籍”で、ビッグクラブへの道がついに切り開かれるのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

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