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【日本代表】森保監督への推薦状。大型レフティ伊藤洋輝がシュトゥットガルトのリベロで連続出場中

DFB杯ケルン戦にフル出場した伊藤洋輝。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)

DFBカップケルンに痛恨黒星も、最終ラインで奮闘。遠藤航はやや精彩を欠く。

[DFBカップ 2回戦] シュトゥットガルト 0-2 ケルン/2021年10月28日19:45(日本時間29日3:45)/メルセデス・ベンツ・アレーナ

 DFBカップ(ドイツ杯)2回戦、ブンデスリーガ1部のVfBシュトゥットガルトは同1部の1.FCケルンに0-2で敗れた。シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航、伊藤洋輝はともにフル出場している。

 最近リーグ3試合勝ち星のない(1分2敗)のシュトゥットガルトがいくつかのポジションでメンバーを変更。新たな組み合わせを模索した。

 3-4-2-1の布陣が採用されて、遠藤はボランチ、伊藤はリベロに入る。しかし、この日は遠藤がやや精彩を欠き、ボールへ食いついたところでそのスペースを活用され、ゴール前の危険なエリアを攻略されてしまう。先制点はまさにその遠藤が出て行ったエリアを狙われ、最後は伊藤も前へ出る判断が遅れて、アントニー・モデストに決められてしまう。さらに77分も同じくバイタルエリアを使われ、モデストに2点目を決められてしまった。

 この日は完全に劣勢を強いられ、シュート数6本(枠内3本)対17本(7本)と“完敗”を喫した。公式戦のスタメン出場の続いた伊藤だが、確かに割を食う場面も多かったものの、リベロであれば周りを動かして修正していきたかった。また致命的なピンチで、チームを救うような守備も見せていきたい。

 ただ、年代別の日本代表でキャプテンを務めてきた身長186センチある22歳の大型レフティが、ドイツで着実に力を付けているのは確かだ。今夏までプレーしたジュビロ磐田では、ボランチ、センターバックなども務めてきた。

 さらに新天地では、リベロとして、その精度とパンチのあるキック、そして高さが重宝されている。

 日本代表のディフェンス陣の競争は激しい。そんななか、森保一監督にとって、伊藤が新たな選択肢に入ってきそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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