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EL決勝進出へ、鎌田大地は「重要なリンクマン」とグラスナー監督がキーマンに指名。フランクフルトVSウェストハム、5/6早朝キックオフ

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

第1戦で決勝弾、「逆算して、背後を突ける」。

[EL 準決勝 2nd] フランクフルト – ウェストハム/2022年5月5日21:00(日本時間6日4:00)/ドイチェ・バンク・パルク

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝セカンドレグ、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルト対イングランド・プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド戦が日本時間5月6日4時から行われる。オリバー・グラスナー監督が試合前日の公式記者会見に臨み意気込みを語った。

 クラブの公式ツイッター(@Eintracht)によると、そのなかでグラスナー監督は鎌田大地について質問を受け、次のように“キーマン”に指名した。

「ダイチはとても重要なリンクマン(つなぐ選手 = Verbindungsspieler )です。相手のカバーリングをかいくぐり、そしてチームメイトを上手く活用し、同時に危険なスペースにも顔を出せます。彼はひるむことなく上手く逆算しながら先読みし、背後を突いていけます」

 ウェストハムとの第1戦では鎌田の決勝点で、アウェーにて2-1の勝利を収めた。彼の力をチームのため、再び最大限に引き出したい意向だ。

 ただし決戦進出に向けて、指揮官はさらに良いパフォーマンスを見せることが求められるとも強調する。

「ファンの声援を背中に受けながら、最初の1秒から最後まで勝利のためにプレーします。私たちのアプローチは、相手のディフェンスに挑戦すること。ファーストレグよりも、さらに良いパフォーマンスをこのホームで見せることが大切です」

 そしてチームはこの“EL決戦モード”で、ブンデスリーガの試合では選手起用を回避するなど大事に起用してきた。そして負傷者のうち、マルティン・ヒンターエッガーについては「トレーニングに復帰しています」と試合に間に合いそうだが、イェスパー・リンドストロームについては直前まで見守るということだ。

 準々決勝のFCバルセロナに続き、今度はプレミアリーグの名門を打ち破ることができるか。

 グラスナー監督は「大事なのは、事前に伝えたことを選手たちが実践すること」「過去にとらわれることなく集中し、ピッチの上で自分たちのゲームをするだけです」と、情熱的かつ冷静に戦い切れば勝利できると自信を持っていた。

 長谷部誠もメンバー入りすることになるだろう。そして鎌田が再び世界レベルで注目を集めるビッグプレーを見せてくれるか――楽しみな大一番を迎える。

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