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「鎖につながれては…」アギーレ監督、久保建英のトップ下起用の理由説明。マジョルカはバルセロナに1-2敗戦

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

残り4試合、最適解を模索中か。

[スペイン1部 34節] バルセロナ 2-1 マジョルカ/2022年5月1日21:00(日本時間2日4:00)/カンプ・ノウ

 スペイン1部リーグ34節、RCDマジョルカはFCバルセロナに1-2で敗れた。8勝8分18敗の勝点32で16位。降格圏18位のグラナダCFとは1ポイント差で、次節(日本時間5月7日21:00)直接対決が行われる。

 レアル・マドリードからマジョルカにレンタル中の日本代表MF久保建英は、59分から途中出場。今回は「トップ下」で起用されて、何度かフィニッシュに絡んだものの、得点には至らなかった。

『フットボール・ファンタジー』によると、マジョルカのハビエル・アギーレ監督は試合後の記者会見で、久保の起用法について問われ、次のように答えた。

「タケはピッチの上では自由であるべき選手です。ウイングとして閉じ込めたり、特定のディフェンスの任務を与えたりすると、それでは鎖につなぐようなことになってしまいます。タケには9番(センターフォワード)の後ろでフリーでプレーするように伝えました」

 最近はウイング起用が続いていた。ここでトップ下で使われた理由について、指揮官はそのように説明。そして、パフォーマンスについても、一定の評価を下していた。

「彼はいい仕事をしました。もっとピッチに立たせてあげたいですが、複雑な試合で難しさもありました。でも、私は彼のプレーが好きで、とても気に入っている選手です」

 その言葉からはアギーレ監督も、このチームでの久保起用法の“最適解”を探っていることが分かる。

 次節はグラナダとのホームでの大一番だ。指揮官はあくまでも守備ベースで、久保は交代カードとして残しておくのか? あるいはゴールを目指し、先発起用はあるのか? 残り4試合、マジョルカを1部残留へと導く久保の活躍が期待される。

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