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オシム氏が亡くなる、81歳の誕生日を目前に「サッカーを超えた影響力の持ち主」。シュタム・グラーツ発表

日本代表就任会見でのイビチャ・オシム氏(右)と当時の川淵三郎会長(左)。 (Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images)

アシマ夫人からクラブ会長に報告。

 SKシュタム・グラーツは5月1日、元日本代表監督でありジェフユナイテッド市原・千葉を率いたイビチャ・オシム氏が亡くなったと公式サイトで発表した。5月6日に81歳の誕生日を控えていた。

 クラブは「シュタムにとっての世紀の名監督が亡くなられた」と公式サイトで報告。彼の妻であるアシマ氏からクラブのクリスチャン・ヤウク会長に知らせがあったという。

「誰もが尊敬するシュタムの名監督がグラーツでまったく予期せぬ死を遂げました。オシムは我がSKシュタムの『世紀の監督』であり、いつまでも、まるで別の(サッカーの)世界から来たかのような、グラーツの伝説でした」

 そのようにオシム氏の功績をたたえ、「あらゆる世代のシュタムファンから愛されていました」と哀悼の意を捧げている。

 また、ヤウク会長は次のように公式サイトでコメントを寄せている。

「世紀の監督が、ちょうどクラブの誕生日(5月1日)に亡くなりました。イビチャ・オシムは偉大なコーチであり、私が出会えた最も偉大な人物の一人でした。彼はクラブにとって一番のアイコンであり、一緒に過ごした多くの時間を決して忘れません。

 彼はサッカーを超えた影響力の持ち主であり、その言葉は永遠に私たちの心に刻まれます。シュタムのホームは、私たちにとって最も重要な人物の一人を失いました。奥様、お子様、ご家族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。安らかに眠れ、イワン!」

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