オランダ人FWリンセン、浦和との“交渉解禁”。フェイエノールトが認める

今シーズン公式戦16ゴールのストライカータイプ。

　オランダ・エールディビジ（１部）フェイエノールト・ロッテルダムのFWブライアン・リンセン（Bryan Linssen）の獲得に向けて、J1リーグの浦和レッズが動き出した。オランダメディア『フットボール・インターナショナル」は４月25日、フェイエノールトがリンセンに浦和との話し合いを認めたと報じた。

　リンセンは1990年10月８日生まれ、31歳。170センチ・64キロ。これまでのキャリアは、フォルトゥナ・シッタルト ― MVVマーストリヒト ― VVVフェンロ ― ヘラクレス・アルメロ ― FCフローニンゲン ― SBVフィテッセ ― フェイエノールト。今季リーグ30試合・12得点・８アシスト、公式戦通算46試合・16得点・10アシスト。

　記事によると、リンセンは２年前も海外挑戦を検討していたが、フェイエノールトに移籍した経緯があるという。そして2023年６月まで複数年契約を結んでいるが、フェイエは「浦和との話し合いを許可した」ということだ。夏の移籍マーケットに向けて、事実上の交渉解禁だ。

　一方、『AD』は、リンセンが実際に移籍するかどうかは分からないとも強調している。クラブが浦和からの獲得の関心を認めた、という段階のようである。

　とはいえ、移籍が決まった場合に備え、フェイエノールトは新たなストライカーの獲得にも動き出したという。リンセンのみならず、現在KRCヘンクから期限付き移籍中のナイジェリア代表FWシリル・デセルスもレンタルバックが有力視される。さらにブレイクを遂げた22歳のコロンビア代表FWルイス・シニステラには複数の海外クラブから関心を示されている。

　浦和にとって待望となるストライカーの獲得なるか。しかも間違いなく“本物”だ！

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