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「疑惑の笛」で角田一発退場。それでも横浜FM、ACLシドニー連破で決勝T進出へ希望つなぐ

ACL横浜FM対シドニー戦、まさかの角田涼太朗の退場劇に、喜田拓也らが主審に抗議。(Photo by Minh Hoang/Getty Images)

實藤友紀、西村拓真、そしてアンデルソン・ロペスが決める!

[ACL GS4節] 横浜FM 2-0 シドニー/2022年4月25日18:00(日本時間20:00)/トンニャット・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節、J1リーグの横浜F・マリノスはオーストラリアAリーグのシドニーFCに2-0の勝利を収めた。横浜FMはGS3勝1敗の勝点9。ラスト2試合、1位通過の可能性を含め決勝トーナメント進出へしっかり希望をつないだ。

 開始6分、コーナーキックの流れから水沼宏太のクロスに實藤友紀がダイビングヘッドで合わせて幸先よく先制する。さらに11分、スローインから崩し、最後は西村拓真の鮮やかなターンからのショットで2点目を奪う。

 ところが64分、角田涼太朗が最終ラインでボールを持ったところでチャージを受けてボールを奪われそうになる。そこで体を入れて対応すると――。タイ人のモンコルチャイ・ペシリ主審はDOGSOと判断し、角田にレッドカードを提示。それまでの判定でも何度か首を傾げる場面があったが……まさかの判定で、残り約30分、F・マリノスは数的不利での戦いを余儀なくされた。

 それでも横浜FMは踏ん張り、むしろ攻撃の手を緩めなかった。攻勢を強めてきた相手の背後を攻略。87分、攻め上がったセンターバックの岩田智輝のマイナスのパスに、ゴール前へ詰めたアンデルソン・ロペスが合わせて3点目! 厳しい状況に追い込まれながらもトドメを刺して3-0で勝利。シドニーから連勝を収めてみせた。

 横浜FMはこのあとラスト2試合、中2日でホアンアイン・ザライFC、そして全北現代FCと対戦する。

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