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【ACL】オビPKストップ、天野純が決勝弾「独特の雰囲気に慣れたので次は圧倒したい」上海上港に1-0勝利

横浜FMの天野純。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

カタール集中開催初戦、オスカル、フッキ擁する中国の強豪を撃破。

[ACL GS3節] 上海上港 0-1 横浜FM/2020年11月25日/アル・ワクラ・スタジアム(カタール・ドーハ)

 カタール・ドーハで集中開催されるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)東地区のグループステージ3節、横浜F・マリノスが天野純のゴールを守り切り、上海上港に1-0の勝利を収めた。先発に抜擢された新人GKオビ・パウエル・オビンナが元ブラジル代表オスカルのPKを完璧にストップするビッグプレーも飛び出した。

 ACLの常連とも言える上海上港がオスカル、フッキの元セレソン組を中心に攻めてくる。しかし横浜FMも粘り強く対抗しながら、チャンスを作り出す。そして天野、仲川輝人が交代でピッチに立つと、さらにテンポアップ。そのなかで松原健が与えたPKだが、オスカルのショットをオビが完全に読んでセーブ! これでトリコロールが流れを掴むと、90分、仲川のシュートのこぼれ球を天野が押し込み、これが決勝点となった。

 天野は試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。

「90分通して自分たちが支配することはできなかったですけれど、この独特の雰囲気に慣れたので、次の試合は90分間圧倒したいです。(途中出場について)0-0の拮抗した展開で、流れもあまり良くなかったなか、自分がそれを変えたい気持ちを持って入りました。そこでオビがしっかりPKをセーブして流れを変えてくれて自分が点を取れたので、オビに感謝しています。(次戦も再び上海上港戦だが)しっかりマリノスのサッカーをして絶対に勝ちたいと思います。頑張ります」

 ベルギーからの復帰後、チームの勝利に貢献したいと常々語ってきた天野が、この重要な一戦で一つ大仕事をやってのけた。

 オビのビッグプレーが大きなうねりをもたらし、好循環に乗った横浜F・マリノスが価値のある勝点3を手に入れた。

 次戦は日本時間11月28日22時から、再び上海上港戦。勝利を収めるとグループステージ突破が決まる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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