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【神戸】土壇場ドローに武藤嘉紀「少し受けてしまった」。横浜FMへ“援護射撃”ならず

傑志戦に臨んだ神戸のスターティングメンバー。(C)VISSEL KOBE

1位突破も決勝トーナメントに向けて、ロティーナ監督「より競争力のあるチームに」。

[ACL GS6節] 傑志 2-2 神戸 /2022年5月1日18:00(日本時間20:00)/ブリーラム・スタジアム

 ACLアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)最終節、J1リーグのヴィッセル神戸は香港プレミアリーグ(1部)傑志体育会と2-2で引き分けた。これで2試合連続のドローだが、2勝2分の勝点8でグループ1位突破を果たした。傑志も2位(各組5チーム中上位3位)での決勝トーナメント進出を決めた。

 リンコンが前半終了間際にPKで先制しながらも直後に同じくPKで追い付かれてしまう。そして試合終盤の87分に武藤嘉紀が意地の一撃でリードを奪う。しかし、まさかの土壇場90+1分、ラウル・バエナに決められて追いつかれてしまった。

 ここで神戸が勝利すると、このあと試合を行っているグループHの横浜F・マリノスのGS突破を“援護射撃”することになったのだが――。そう簡単にはいかなかった。

 ロティーナ監督は試合後、決勝トーナメントに向けて次のように抱負を語った。

「ACLの次のラウンドはより競争力のあるチームとの対戦になります。私たちもより競争力のあるチームになっていかなければいけません。チーム力を上げることにフォーカスして、決勝トーナメントに向けて取り組んでいきたいです」

 また、貴重なゴールを決めた武藤は次のように試合を振り返っている。

「勝ち切りたかったのが本音ですが、相手が決勝トーナメント進出を懸けた戦いということで、少し受けてしまったところがありました。結果は引き分けでしたが、自分たちのやりたいことはできていたと思うので、それは決勝ラウンドにつながるはずです」

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