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日本代表DF吉田麻也にカリアリがオファー!中東からも触手

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

サンプドリアは迷いどころ!?イタリアメディアが報じる。

 イタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也にこの夏、複数の移籍の噂が浮上している。今年8月で33歳になる日本のキャプテンは、東京オリンピックへのオーバーエイジでの参戦も確定。サンプドリアの新監督はなかなか決まらずにいる。さまざまな要因が絡むなか、新天地を求めることもあり得るのか!?

 イタリアメディア『クラブ・ドリア46』は、サンプドリアの最終ラインの状況を整理。69歳のクラウディオ・ラニエリ監督の退任が決定しているものの、後任が未定のままである。そうしたなか、途中就任したレオナルド・センプリーチ監督のもと、セリエAで5シーズン残留を果たしたカリアリ・カルチョが、吉田に「オファーを出している」と報じている。ただし、サンプドリアはカリアリの「9番」をつけるFWジョバンニ・シメオネとのトレードを希望。両クラブ間の駆け引きが起きているようだ。

 吉田は2022年6月までサンプドリアと契約を結んでいると見られる。ラニエリ体制下でのサンプドリアが悩まされてきたのは、アレックス・フェラーリらディフェンダー陣の相次ぐ故障による離脱だった。確実に計算の立つ吉田を、そう簡単に手放すべきではないのか。そういった議論も必然的に起きている。

 一方、イタリアメディア『Il Secolo XIX』によると、カタールのアル・ドゥハイルSCも、吉田に対し正式オファーを出したと報じた。昨季JリーグMVPである柏レイソルのオルンガが移籍した首都ドーハをホームとするあのクラブである。2024年までの複数年契約という魅力的なオファーであり、サンプドリアも“拒否”はできない条件という。もちろん、吉田自身の意向が何よりも関わってくるが――。

 まずはサンプドリアの監督人選を待つことになるだろうか。そして6月22日には東京オリンピック日本代表チームのメンバーが発表され、吉田も1年遅れての“TOKYO2020”モードに突入する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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