リバプールがアモリム監督と3年契約、「金銭面でほぼ合意」。守田所属のスポルティングを指揮する39歳ポルトガル人
サッカー日本代表MF守田英正も所属するスポルティングで指揮するアモリム監督。(Photo by Octavio Passos/Getty Images)
ポルトガル人ジャーナリストが「独占情報」としてエックスで投稿。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが4月8日までに、2024-25シーズンのユルゲン・クロップ監督の後任として、ポルトガル1部スポルティングCPを指揮するルベン・アモリム(Ruben Amorim)監督にオファーを提示し、「ほぼ合意に至った」という。
フォロワー8万6000人のフォロワーがいるポルトガルの首都リスボンに在住するジャーナリストのペドロ・セプルベダ氏が自身のエックス(旧:ツイッター)(アカウントは @pedromsepulveda)で、次のように英語でポストした。
「独占情報。@LFC(リバプールFC) ルーベン・アモリムに3シーズンの契約オファー。金銭的条件はほぼ合意に達した。アモリムはリバプールの次期監督となる交渉は引き続き前向きに進んでいる」
そのように交渉が大きく”進展”していると報じている。『トランスファー・マルクト』によると、アモリム監督とスポルティングの契約は2026年6月まで。実現に至るには、違約金(移籍金)とともに、スポルティングの後任人事の選定作業などもポイントになってくるか。
リバプールと2026年まで複数年契約を結んでいたクロップ監督だが、今季2023-24シーズン限りでの退団を決断。現在サッカー界ナンバー・ワンの人気があるドイツ人指揮官のまさかの発表となったが、そこで後任人事もまた大きな注目点となってきた。
そうしたなか、11連覇中の王者バイエル・ミュンヘンにストップをかけブンデスリーガ制覇を目前とするバイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ(Xabier Alonso)監督が有力視されてきたがこのほど「残留」を明言。そして最近は、アモリム監督が新たな有力候補として浮上し、交渉が行われそうだ……と話題になっていた。
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アモリム監督は1985年1月27日生まれ、ポルトガル・リスボン出身の39歳。スポルティングを2020年3月から率いて、現在5シーズン目に突入している。スポルティングでは日本代表MF守田英正を高く評価して中盤の軸に据え、直近ではSLベンフィカに勝利を収めて、リーグ首位を走っている。