マンU新監督に“有力視”、ハーゼンヒュットル「(セインツが)大好き」。南野拓実、吉田麻也が彼のもとでプレー
ハーゼンヒュットル監督(左)と吉田麻也。(Photo by Catherine Ivill/Getty Images)
ライプツィヒではラングニックとともにクラブの基盤を築く。
イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの新監督候補に、現在サウサンプトンFCを率いるオーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュットル監督が浮上している。現地の複数メディアが来季のマンU新指揮官に“有力視”している。しかし本人は着実に進化を遂げているセインツへの愛着を口にしている。
辛うじてプレミアリーグ残留を続けてきたサウサンプトンだが、現在リーグ10位。RBライプツィヒでリーグ2位、UEFA欧州チャンピオンズリーグ出場&初勝利など結果を残し、2018年12月からサウサンプトンを率いるハーゼンヒュットルは、セインツをさらに引き上げたいと野望を口にする。
現在サウサンプトンを率いて4シーズン目。その間、日本代表の吉田麻也、南野拓実もプレーしている。
一方、マンチェスター・Uを現在暫定的に率いるラルフ・ラングニックとは“師弟関係”にある。ハーゼンヒュットルをライプツィヒの指揮官に抜擢したのがラングニックだった。
『スカイ』は3月10日、こうした噂について、ハーゼンヒュットルがサウサンプトンでの生活に満足している――と強調していることを伝えている。
「私と妻はここが大好きです」「これ以上の仕事をすることは想像できません」
セインツとは2024年6月まで契約を結んでいる。54歳の指揮官はこの世界最高峰のステージでありながら、仕事に集中できる環境に満足していると強調しているのだ。
「監督として必要なものは全てここにあります。一緒に仕事をする素晴らしいチーム、信じられないほど良い雰囲気のクラブ、そして皆が私を支持し応援してくれています」
「物事が上手くいっている時、全てが上手く行っていることを楽しむこと。それが監督として最高のポジションと言えます」
そのようにセインツ愛を前面に押し出す。ただ逆に、マンUへの“移籍”の可能性については、否定も肯定もしていない。
とはいえ、もしもマンチェスター・ユナイテッドがこのままCL出場権を逃すようなことになれば……。確かにラングニッツ&ハーゼンヒュットルという強力タッグは、戦術面でも運営面でも、強固な基盤を築くためであれば大きな可能性が感じられる。いや、難しい!? いずれにせよ、どのような選択をしても、メリットとデメリットがありそうだが、果たして……。
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[文:サカノワ編集グループ]