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フェネルバフチェが元柏FWオルンガ獲得へ!

柏時代のオルンガ(後列中央)。写真:石田達也/(C)Tatsuya ISHIDA

アル・ドュハイルで今季19試合・22得点、トルコメディアが報じる。ただ信憑性は…。

 J1リーグの柏レイソルで2020シーズンのJリーグ得点王と最優秀選手(MVP)に輝いた、現在カタールリーグのアル・ドュハイルSCに所属するFWオルンガ(Michael Olunga)が、トルコの名門フェネルバフチェSKに移籍か!?

 柏からカタールリーグに移籍して2シーズン目、ケニア代表ストライカーはこれまでリーグ19試合・22ゴールと凄まじい破壊力を見せつけている。トルコメディア『フォト・マック』は、現在リーグ4位で得点力不足を課題とするフェネルバフチェが、このストライカーを獲得しようと画策。「特にフィニッシュに問題を抱えるクラブは、新しいストライカーを加えようと試みている」「アル・ドュハイルで嵐を吹かせているオルンガのその得点力に注目している」として、フェネルバフチェのフロントがシーズン後、オルンガ獲得へ正式に名乗りを上げると報じている。

 オルンガとアル・ドュハイルの契約は2023年6月まで。クラブがより移籍金を獲得したいのであれば、確かに次のマーケットは一つポイントになる。ただ、現在カタールリーグ2位のアル・ドュハイルが来季のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場権を獲得すれば、アジア制覇とクラブ世界一の実現のため、彼を手放さないことも十分考えられる。

 フェネルバフチェは今季メルギム・ベリシャを完全移籍で獲得し、一方、来季ディエゴ・ロッシのロサンゼルスFCへのレンタルバックも有力視される。ただベリシャは今季これまでリーグ3得点(公式戦通算7得点)と迫力に欠ける。来季、力のあるストライカーを加えたい意向であるのは間違いない。

 とはいえ、これまでも再三にわたり、オルンガの“トルコ移籍”の噂はあった。今回もあくまでフェネルバフチェが再び獲得に向けて手を挙げた、という段階と言えそうだ。

 1994年3月26日生まれ、27歳のストライカーは2021シーズンのACL得点王に輝くなどまさに順風満帆にある。他にフランスリーグのクラブからも注目されていると言われる。

 あるいは、このままの勢いが続けば、ビッグクラブから触手が伸びる可能性は大いに考えられる。オルンガがついにヨーロッパの扉を開くのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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