【浦和】西野TD、新戦力の補強に言及「背番号9が空いている」
トレーニングで指示を送る浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
順調ですか? の問いに対し――。
J1リーグ浦和レッズの西野努テクニカルダイレクター(TD)が3月10日、スウェーデン代表FWダヴィド・モーベルグの加入記者会見に同席し、質疑応答の際に現在の補強の進捗状況について言及した。
今年1月の段階で、モーベルグのみならず前線の新戦力の補強を目指していると明かしていた西野TDだが、「背番号9が空いている」と、ストライカータイプの獲得を目指していると語った。
「背番号で言いますと、9番が空いています。ウインドー(Jリーグ、冬の選手登録期間は3月31日まで)が開いている限り、獲得への活動はしています。調べて獲得できる選手がいるかどうか継続して見ています。(順調ですか?)順調なところと、順調ではないところがあります」
そのように西野TDは答えた。
これまで複数の噂が出てきていたが、現状では新たな正式発表には至っていない。やはり世界中のクラブが欲しているポジションの“ストライカー”獲得はそう簡単にはいかないか。
また、現状の成績についてどのように受け止めているかを問われた西野TDは、次のように答えた。
「もちろん最終的な結果、勝点に関しては全然満足していません。一方で、やろうとしていること、トレーニングの積み重ねの点で言えば、選手たちのパフォーマンスは日々進歩できていると思っています。もちろん結果が大切ですが悲観していません。着実に力は付けられていると思います。今は必要な学びの時間だと思っています」
【注目記事】
・フェネルバフチェが元柏FWオルンガ獲得へ!
・日本人選手市場価格トップ20。4位久保建英、3位南野拓実、2位・1位は…
・Jリーグ復帰は!?元浦和、新潟のラファエル・シルバが武漢退団「別れを告げます」
[取材・文:塚越始]