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久保建英のRソシエダがピンチ、新エースのサディク負傷。今日精密検査

ヘタフェ戦に出場したレアル・ソシエダの久保建英。(Photo by Angel Martinez/Getty Images)

「トップ下」久保、期待に応えられず前半で交代。

[スペイン1部 5節] ヘタフェ 2-1 R・ソシエダ/2022年9月11日14:00(日本時間12日21:00)/コリセウム・アルフォンソ・ペレス

 スペイン1部レアル・ソシエダはアウェーでのヘタフェCF戦、トルコ代表エネス・ウナルのスーパーな直接フリーキック弾など2失点を喫して、スペイン代表ブライス・メンデスが1点を返したものの1-2で敗れた。日本代表の久保建英はトップ下でリーグ2試合ぶりの先発出場を果たしたが、ヘタフェの厳しい守備に苦しみ、思うように前線と絡めずハーフタイムに交代を告げられた。

 レアル・ソシエダはナイジェリア代表ウマル・サディク、ノルウェー代表アレクサンデル・セルロートの2トップを採用。その下に久保が入り、連戦の続くなか36歳の元スペイン代表ダビド・シルバはベンチスタートとなった。

 ただ久保と2トップの距離が空き、なかなか攻撃に絡めない。そうしたなか、30分過ぎ、悲劇が起きる。サディクが相手フリーキックのピンチから、こぼれ球を拾った相手に対し、サディクがプレスをかけに向かった際に転倒。そこで右ヒザをおさえて、しばらく立てず。34分、両肩をメディカルスタッフに担がれてピッチをあとにし、モハメド=アリ・チョーとの交代を余儀なくされた。

 そして前半終了間際にウナル弾が決まり、久保は前半でブライス・メンデスとの交代を告げられた。移籍後初の「トップ下」での先発起用となった21歳のレフティだが、思うように期待に応えられなかった。

 UDアルメリアから獲得した新エースストライカー候補であるサディクのケガについて、ラ・レアルのイマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で次のように語った。

「彼が私たちを大いに助けてくれてきたからこそ、彼に懸けました。待つことにしましょう。ケガをした時の様子はよくありません。MRIの検査を待つことにします。大事に至らなければいいのですが、印象が良くなかったのは事実です」

 そのように精密検査の結果を待つということだ。スペインの複数の媒体では、サディクは元々ヒザに問題を抱えていたが獲得に至った、という気になる情報もある。

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