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日本代表MF堂安律をサウサンプトン「リストアップ」。吉田麻也、南野拓実もプレー

堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

PSVでオランダ1部6試合・2得点、レギュラーの座を掴みつつある。

 オランダ1部PSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律が、この冬の移籍市場に向けて、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCからリストアップされている。

 イタリアの移籍専門メディア『カルチョメルカート』が11月8日、「サウサンプトンが堂安をリストアップしている」と報じた。

 セインツでは、アタッカーであるネイサン・レドモンド、モハメド・エルユヌシ(いずれも2023年6月まで契約)が来夏に移籍する可能性が出ている。それに備えて、今冬に攻撃陣を補強することがあり得る。そこで堂安が浮上しているようだ。

 この夏、昨季アルミニア・ビーレフェルトにレンタル移籍した堂安はドイツ・ブンデスリーガでのプレー続行を望んだ。しかし条件が合わず、PSVに復帰。これまでケガなどに苦しんだものの、リーグ6試合・2得点を記録。レギュラーポジションを掴む勢いにある。

 PSVは堂安を重要な戦力であると考えていて、安価で放出する考えは毛頭ない。しかも2024年6月までという長期契約を結んでいる。

 そう考えると、確かに欧州で経済的にも“1強”の状況が続くプレミアリーグのクラブでなければ、移籍は難しいか。とはいえ、コロナ禍の影響もありサウサンプトンであっても、PSVの条件を簡単には飲めないだろう。

 吉田麻也、南野拓実もプレーしてきた、日本に馴染みのあるクラブでもある。今後の推移を見守りたい。

 堂安は1998年6月16日生まれ、兵庫県出身、23歳。ガンバ大阪のアカデミーからトップチームに昇格し、その後、FCフローニンゲン、PSV、ビーレフェルトでプレー。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の11月シリーズに臨む日本代表のメンバーに選ばれている。国際Aマッチ通算21試合・3得点。

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[文:サカノワ編集グループ]

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