【日本代表】スタメン発表、まさかの入れ替えほぼなし「酒井宏樹→山根視来」のみ

吉田や冨安ら前日練習のみの第三陣から５人。

[W杯アジア最終予選 Ｂ組] ベトナム – 日本／2021年11月11日19:00（日本時間21:00）／ミーディン国立競技場

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選グループＢの第５戦、日本代表対ベトナム代表のスターティングメンバーが発表された。

　ヨーロッパ組11人を乗せたチャーター機の到着が９日午前から夜遅くに半日遅れ、全員揃ってのトレーニングが試合前日のみに。森保一監督の選手起用法が注目された。

　しかし10月のオーストラリア戦（〇２-１）から、右サイドバックの負傷明けである酒井宏樹に代わり、山根視来（川崎フロンターレ）が抜擢されたのみで、あと10人は変更なし。中２日の日程の全試合でスタメンを固定した東京オリンピックのように、指揮官は「信頼」を寄せるメンバーで、このベトナム戦に臨む選択肢を取った。

　今回の先発メンバーのうち、７日の第一陣到着組が、大迫勇也（ヴィッセル神戸）、長友佑都（FC東京）、権田修一（清水エスパルス）。８日の第二陣が、遠藤航（VfBシュトゥットガルト）、山根視来（川崎フロンターレ）、田中碧（フォルトゥナ・ドュッセルドルフ）。９日深夜の第三陣が、吉田麻也、冨安健洋、伊東純也、南野拓実、守田英正の５人だ。

　グループBの順位は、１位サウジアラビア（FIFAランキング49位）４勝１分、２位オーストラリア（34位）３勝１分１敗、３位オマーン（77位）２勝２敗、４位日本（28位）２勝２敗、５位中国（75位）１勝３敗、６位ベトナム（98位）４敗。

　日本はこのあと16日、ホームの初戦で敗れているオマーン代表とアウェー（マスカット）で対戦する。

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[文：サカノワ編集グループ]