【高校サッカー選手権】三重が西武台に競り勝つ。大地山開の一撃を守り切る
写真：上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
西武台は攻め続けたが…。
[高校サッカー選手権１回戦] 三重 １-０ 西武台／2021年12月29日／NACK５スタジアム
100回全国高校サッカー選手権大会１回戦、三重県代表の三重が大地山開のゴールを守り切り、埼玉県代表の西武台に１-０の勝利を収めた。西武台は攻め続けたものの、ゴールを割ることができなかった。
開始９分、三重は相手のスローインを奪ってカウンターを発動。北岡勇輝が左サイドを持ち明かり、そのクロスを右サイドバックの大地山開が駆け上がってヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
その後は西武台が敵陣で試合を進める。前半だけでシュート12本を放つものの、次第に焦りの色が濃くなる。
さらに後半もビッグチャンスを作り出すものの、GK田端亮雅のビッグセーブに阻まれてしまう。キャプテンでもある右サイドバック原田蓮斗のオーバーラップから丸山実紀が決定的なシュートを放つものの……枠を捉え切れない。
最後もフリーキックが枠を捉え切れず――試合終了に。耐え抜いた三重が、１-０と無失点勝利で逃げ切ってみせた。