青森山田の松木玖生「自分たちは必ず勝てるチーム」“三度目の正直”へあと2勝│全国高校サッカー選手権
青森山田の松木玖生。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
1、2年生では決勝で涙。修正を施して対策を徹底したうえで、「伸び伸びプレーできれば、絶対に勝てる」。
[高校サッカー選手権 準々決勝] 青森山田 2-1 東山/2022年1月4日/等々力陸上競技場
青森山田高校のキャプテンで10番をつける松木玖生が全国高校サッカー選手権の準々決勝・東山戦のあと、オンラインによる取材に応じて、激闘を振り返るとともに全国制覇へあと2勝と迫った今後への抱負を語った。
前半終了間際に自らPKを決めて同点に。そして後半は流れを掴んで、ロングスローから渡邊星来のゴールにより、逆転勝利を収めた。
「阪南大戦に続いてすごくタフなゲームになりました。この試合がなければ、気の緩みで隙を突かれて負けてしまうこともあったかもしれませんし、監督からも“隙”を作らないように厳しく言われてきました。いいタフなゲームができたのは良かったです」
全国制覇への関門。青森山田のキャプテンは先制されても焦らなかったと言う。
「焦ることはないと言いました。(PKは?)時間も空き、どちらへ蹴るのかいろいろ迷い、危なかったのですが気持ちで入ったゴールだと思います」
「(ストレスなくプレーできている印象だが?)割り切ってプレーし、自分としてもやりやすい攻撃サッカーができています。2トップになり、自分も関われるポジショニングを取れているので、もっともっとゴールに向かっていきたいです」
1、2年生では過去2度、決勝で涙を飲んできた。今度は3年生として、そして主将として、準決勝からは国立のピッチに立つ。
「今大会は全体的に固さが見られますが、普段通りやれれば、自分たちは必ず勝てるチームです。もっともっとこの3日間でやるべきことや相手の戦術的なことを理解しなければいけませんが、そのうえで、伸び伸びプレーできれば絶対に勝てる相手なので、そこは自分を中心にミーティングをして、みんなの意見を聞いて、次に生かしたいです」
準決勝は1月8日、決勝は同10日。青森山田は準決勝、桐光学園と高川学園の勝者と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]