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香川真司がアンタルヤスポルと「契約間近」!? PAOK退団、現在フリーの元日本代表『10番』新天地決定か

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

現在リーグ15位、攻撃面のテコ入れへ。

 ギリシャ1部PAOKテッサロニキを昨年12月に退団したMF香川真司(KAGAWA Shinji)だが、トルコ1部アンタルヤスポルとの契約に向けて「間近に迫っている」という。

 トルコの移籍情報をまとめるSNSのチャンネルが1月2日、「アンタルヤスポルは、PAOKのユニフォームを最後に着ていた経験豊富な香川真司と接触している。両者は合意に向けて迫っている」と伝えた。これを受けてトルコメディア、さらにギリシャメディア『メトロ・スポーツ』なども、契約間近だと報じている。

 日本代表の10番を背負い2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ではベスト16進出を決めたアタッカーは、2021年1月にPAOKへ加入。新天地に馴染むのに時間を有し、2021-22シーズンも残留する。しかし9月12日のリーグ開幕のPASヤニス戦で4-2-3-1のトップ下で先発出場(61分までプレー)したあと、リーグ戦では1試合もチャンスを得られずにいた。

 そして1月の移籍市場が開く前のタイミングで、香川はクラブとの双方合意のうえ契約解除となって退団し、現在フリーエージェントとなっていた。

 これまでJリーグの古巣であるセレッソ大阪など日本復帰、さらにアメリカとカナダで行われているメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が噂されてきた。

 そうしたなかトルコ再挑戦の話が浮上。2019年に半年間、ボルシア・ドルトムントからベシクタシュJKにレンタルされてプレー。熱狂的なサポーターの声援を受けながらリーグ14試合・4得点を記録。トルコ名門で再び自信を取り戻したのは今なお記憶に新しい。

 アンタルヤスポルは現在リーグ戦、6勝4分9敗(21得点・27失点)で15位。攻撃面のテコ入れを図りたい考えである。トルコを席捲した“Shinji KAGAWA”のベシクタシュに続くトルコ挑戦なるか――。

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[文:サカノワ編集グループ] 

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