ロシアの日本代表MF橋本拳人「空港が閉鎖されたため不透明」、ウクライナ国境に近いロストフは試合中止に。CL決勝はパリに開催地変更
橋本拳人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
SNSで「正直この先何が起きるのか少し怖いですが」と本音も吐露。
日本代表MF橋本拳人の所属するロシア1部リーグのFCロストフは2月25日、ウクライナ情勢に伴い週末に予定されていたキリリヤ・ソヴェトフとのホームゲームが中止されたと発表した。また、別カードのFCクラスノダール対ロコモティフ・モスクワも中止された。さらにヨーロッパサッカー連盟(UEFA)は5月28日に予定されていた欧州チャンピオンズリーグ決勝の開催地について、ロシアのサンクトペテルブルクからフランスのパリに変更すると決めた。
ロストフはウクライナ国境に近いロストフ・ナ・ドヌーを本拠地としている。同地にあるプラトフ空港がロシア政府により閉鎖されたため、今回の中止が発表された。
橋本は自身のインスタグラム(アカウントは @kento_hashimoto_18 )のストーリーズを更新。「心配をくださっている方々へ」と題して、次のように報告している。
「色々とニュースで出ていると思いますが、僕も何が起きているのか詳しく把握できていません。身の危険は感じていませんし、生活も特に変わらず、練習も普通に行われています! 試合は3日後に行われる予定でしたが空港が閉鎖されたため不透明という感じです」
一方、不安も募らせている。
「正直この先何が起きるのか少し怖いですが、僕は何もできないので試合に向けて準備するだけです」
週末の2カードを除く試合は実施される予定。ロストフはこのあと3月7日にホームでのPFCソチ戦が組まれている。
またUEFAは今後のロシアとウクライナに関わるカードは、全て中立地で開催する方針を示している。同時に、ウクライナサッカー界をサポートする立場を示している。
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[文:サカノワ編集グループ]