石原直樹が現役引退、湘南のアンバサダー就任。大宮、広島、浦和、仙台で活躍
湘南の石原直樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
Jリーグ通算112ゴールを記録。「今までと違った形で皆さまと一緒にベルマーレを盛り上げていけることが楽しみ」
J1リーグの湘南ベルマーレは3月20日、2021シーズンまで在籍した石原直樹が現役を引退するとともに、「ベルマーレアンバサダー」に就任すると発表した。
石原は2003年に湘南でプロキャリアをスタート。そのあと大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島、浦和レッズ、ベガルタ仙台、最後に再び湘南でキャリアを重ねた。
Jリーグ通算467試合に出場し112得点を記録(J1リーグ324試合・71得点、J2リーグ143試合・41得点)。
今後はアンバサダーとして、地域振興、サッカーの普及、後進の育成、パートナーやサポーターとの交流など多岐にわたる活動をしていく。
石原は次のようにコメントしている。
「2021シーズンをもちまして、プロサッカー選手を引退することを決めました。
19年間、現役生活を続けられたのは、これまで指導に携わっていただいた全ての方々、素晴らしいチームメイトや仲間、そして長きにわたって応援してくださったファン・サポーターの皆さまのおかげです。心から感謝しています本当にありがとうございました。
18歳でプロキャリアをスタートし、それぞれ違う色を持つチームでサッカーを学ぶことができました。湘南ベルマーレでは、自分の可能性を広げてもらい、またサッカーの難しさに初めて直面しました。
チーム一丸となり、結果を出すための努力を惜しまないことを学んだ大宮アルディージャ。 失敗を恐れないチャレンジと学ぶことの大切さ、サッカーとしっかり向き合うことができたサンフレッチェ広島。イメージを共有することの大切さ、期待に応えることの難しさを学んだ浦和レッズ。自分から発信すること、アクションを起こすことを学んだベガルタ仙台。本当に多くの経験をさせていただき、サッカーの奥深さを感じられました。
素晴らしいクラブでプレーできたことは私の誇りです。私に関わってくださった全ての方々に感謝しています。
そしてJ1リーグ優勝、連覇を経験できたのはサッカー人生の財産であり、一生忘れられない最高の思い出です。19年の間、たくさんの方々に支えられ、サッカーができていると常に実感していました。皆さまのおかげでとても幸せなサッカー人生を送ることができました。
最後に、いつもどんな時も近くで支えてくれた妻や子どもたちに感謝しています。本当にありがとう。
そして、この度ベルマーレアンバサダーに就任することとなりました。クラブに貢献し、恩返しをしていきたいと思います。今までと違った形で皆さまと一緒にベルマーレを盛り上げていけることが楽しみです。これからもよろしくお願いいたします!
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[文:サカノワ編集グループ]