横浜FMイッペイシノヅカが大宮に完全移籍。「練習生から契約、色んな思い出」、次なる目標は「J2優勝」
横浜FMから大宮への完全移籍が決定したイッペイシノヅカ。(C)SAKANOWA
6日の大分戦前、ファンとサポーターに挨拶。
横浜F・マリノスのMFイッペイシノヅカが、大宮アルディージャに完全移籍することが決定した。両クラブが7月4日に発表した。横浜FMによると、6日のニッパツ三ツ沢球技場での横浜FM対大分トリニータ戦前に(18:00頃)、「ファン・サポーターの皆さまへのご挨拶」を実施する。
シノヅカは千葉県出身(国籍はロシア)、1995年3月20日生まれの24歳。177センチ、67キロ。横浜FMには2017年に加入し、J1リーグ通算20試合1得点を記録。今季はルヴァンカップ6試合2得点、天皇杯1試合1得点。
ツノヅカは横浜FMのファンとサポーターに向けて、次のようにコメントしている。
「2年間本当にお世話になりました! 思い返せば、2年前の夏の十日町キャンプでマリノスの練習に参加し契約しました。
メンバーのみんなもファン・サポーターの皆さんもスタッフもいい人ばかりで色んな思い出があります。去年は新しいポジションのサイドバックをやらせてもらったり、2年間本当に色んなことがあったけど、人間的にも選手的にも成長させてもらったと思います。
チームは変わりますが、これからも応援して頂けると有り難いです。2年間、本当にありがとうございました!」
一方、大宮のサポーターには次のように呼び掛けている。
「横浜F・マリノスから移籍してきました、イッペイ シノヅカです。まず試合に出られるように、そしてJ2優勝を達成できるように、一生懸命に努力していきます。応援よろしくお願いします!」
ロシアでのFCスパルタク・モスクワセカンドチーム(2部)を経て、練習生から這い上がってきた。果たして、闘志溢れる熱い男が大宮のJ1昇格へのラストピースとなれるか――。
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[文:サカノワ編集グループ]