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【移籍】マンチェスター・シティが板倉滉の「マッチライト」保有。フランクフルト行きは…

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

『スカイ』の記者がレポート。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが今夏の移籍マーケットで、 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF板倉滉の獲得を検討している。その“噂”の現状について、『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏(@Plettigoal)が6月17日にレポートした。

 フランクフルトは確かに板倉をチェックしているという。しかし、「動向を注視しているものの、現段階では何も進展は見られない」ということだ。

 フランクフルトが獲得を検討するのは、今季30試合に出場している25歳のCBトゥタが退団した場合のみであるそうだ。

 一方、28歳の板倉は2026年6月までボルシア・メンヒェングラードバッハと結んでいる契約を「延長しない」と決めている。そのため、移籍金を得られる1年前のこのタイミングで、クラブは放出したい意向である。

 今夏であれば、移籍金は1000万ユーロ(約16億円)から1500万ユーロ(約25億円)に設定されている。

 加えて、前所属であるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが今夏のウィンドーの間、「マッチング・ライト(matching right)」を保有している。

 つまり、もしも板倉に対して、噂されるフランクフルト、ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、あるいはPSVアイントホーフェンなどからオファーがあった場合、シティがまず優先的に交渉できる権利があるということだ。

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 シティのライバルとなり得るクラブから話があった場合、もしかすると……。“横やり”を入れるなど駆け引きが起きる可能性も残されている。