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【移籍】バイエルン、板倉滉は「オプション候補」…ヨナタン・ター優先か。エベール氏の“古巣”「ボルシアMGと友好的だが…」

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

最大のターゲットはヴィルツ!?

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンは今夏、バイエル・レバークーゼンのエースであるドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得に動くのだろうか。一方、明らかに補強ポイントなのは最終ラインで、その名前が取り沙汰されてきたボルシア・メンヒェングラートバッハの日本代表DF板倉滉だが、マックス・エベール・スポーツダイレクターの古巣であり「関係は友好的」だという。ただし、あくまでも「オプション」候補と見られるそうだ。

 ドイツ・ミュンヘンのメディア『tz』は5月8日、今夏のバイエルンの補強策についてレポート。ヴィルツについてはフロント主導で補強に動いているという。ジャマル・ムシアラと役割も重なりそうであるが、ドイツで最高のタレントを獲得する――というクラブのスタンスのもと補強の実現性を探っている。

 伊藤洋輝ら負傷者の相次いだ最終ラインは、レバークーゼンで今季終了後にフリーになるヨナタン・ターに「関心を示している」。また、板倉が噂に挙がった背景として、エベール氏がボルシアMG出身であり「それなりに友好的な関係にある」から。ただし、「あくまでもオプション候補」と、優先度はそこまで高くないと見られる。ヴィルツ獲得で資金を大量に投じた場合、財政的に他ポジションにも影響が及ぶという。

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 前線にはタレントが揃っているが、ストライカータイプはハリー・ケインのみと言える状況だ。ただしケインのバックアップも「優先事項ではない」とレポートされている。