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どこだ!? 板倉滉はプレミアリーグ移籍が「有力視」。バイエルン「具体的なターゲットではない」

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

マンチェスター・シティに加入したものの、ユニフォームを着るチャンスは得られず。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部 ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF板倉滉(Ko ITAKURA)が2025-26シーズン、新天地を求める可能性が高まっている。これまでドイツ強豪が獲得に興味を示してきたが、イングランド・プレミアリーグ行きが「有力視」されているというのだ。

 板倉は今季これまでリーグ29試合・3得点を記録。ボルシアMGとの契約は2026年6月までとなっている。ボルシアMGと契約延長する意思は今のところなく、そうなると、クラブとしてはフリートランスファーになる前、今夏の放出により移籍金を得たい考えだ。

 そうしたなかドイツメディアは、バイエルン・ミュンヘン、バイエル・レバークーゼン、ボルシア・ドルトムント、アイントラハト・フランクフルトといったドイツの強豪クラブ、さらにイングランド・プレミアリーグ、オランダ、フランス、スペインのクラブから「興味を持たれている」と報じていた。

 1年前にはオランダ強豪PSVアイントホーフェンからオファーがあったと言われている。

 すると『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルグ氏が、板倉はバイエルンの具体的なターゲットにはなっておらず、プレミアリーグへの挑戦が「有力視されている」とレポートしたという。

 移籍金(契約解除金)は1000万ユーロ(約16億円)から1500万ユーロ(約24億円)と見られる。

 板倉は2019年、ベガルタ仙台へのレンタルを経て川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。しかし、シティでプレーする機会はなく、オランダ1部FCフローニンゲン、ドイツ2部シャルケ04へレンタルされて経験を積み、そして2022年にボルシアMGへ完全移籍を果たした。ドイツ1部で3シーズンを戦った28歳のセンターバックが、より高いレベルのステージを求めているようだ。

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 主導権を握ろうとするクラブであれば、板倉のビルドアップ能力はより生きそうだ。一体どのクラブが名乗りを挙げているのか。一気に話が進むか!?