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【日本代表】次期監督は誰? 田嶋会長の答えは…。「オシムさん」“ポロリ事件”の再現を問われ

日本サッカー協会の田嶋幸三会長。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

森保監督の続投も視野に、平行して外国籍の指揮官招へいにも動く。

[カタールW杯 ラウンド16] 日本代表 1(0延長0、1PK3)1 クロアチア代表 /2022年12月5日18:00(日本時間6日0:00)/アル・ジャヌーブ・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)を戦い終えたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の選手・スタッフが12月7日に帰国し、千葉県内で記者会見を行った。日本サッカー協会の田嶋幸三会長、反町康治技術委員長、日本代表の森保一監督、キャプテンの吉田麻也が出席して大会を総括するとともに、今後への抱負や課題などを語った。

 その会見の最後に、2006年のドイツW杯後の記者会見で当時の川淵三郎会長が後任監督はイビチャ・オシム氏だとポロリと発表して驚きをもたらしたが、そのような展開は!? と田嶋会長に質問が及んだ。

 すると田嶋会長は2018年のヴァヒド・ハリルホジッチ元監督から西野朗前監督への交代劇に触れて、次のように説明した。

「当時は(日本代表監督の決定は)会長の専任事項で、そのあと最終的に理事会で決めていました。(2018年以降は)技術委員会で議論していただき、そのあと会長と数名の方と反町技術委員長で議論したうえで理事会にかけるという新しい決め方をしています。だから、僕からここで何かが出ちゃうことはありません。反町技術委員長がしっかり考えて、ここからやってくれると思っています」

 そのように日本代表を頂点とした強化策を立てたうえで、技術委員会で基本的には選定することになると強調していた。

 関係者によると、森保一監督の当面の継続も選択肢に入っているようだ。ただ森保監督自身が続投を引き受けるかどうかはまだ分からない状況。基本的には平行して、現在フリーの外国籍の監督を中心に、招へいに向けて検討されているという。

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