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日本代表が帰国して記者会見。森保一監督「『ドーハの歓喜』を味わえた」。クロアチアとのPK戦の立候補制にも言及

日本代表の森保一監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

東京五輪のニュージーランド戦も同じく挙手制で勝利しており、吉田麻也「そこに間違いはなかったと思います」。

[カタールW杯 ラウンド16] 日本代表 1(0延長0、1PK3)1 クロアチア代表 /2022年12月5日18:00(日本時間6日0:00)/アル・ジャヌーブ・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)を戦ったサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の選手・スタッフが12月7日に帰国し、千葉県内で記者会見を行った。日本の森保一監督は「選手たちは団結力をもって世界と戦えることを証明してくれました」と語り、今大会ベテランの言動が注目を集めたなか、これからは若手選手の健闘ぶりもクローズアップしてほしいと思いを語った。

 また、現役時代には94年のアメリカW杯アジア最終予選で「ドーハの悲劇」を体験している森保監督だが、「(ベスト8進出を達成できず)順位的な歓喜にはなりませんでしたが、選手・スタッフと最善の準備をして、チーム一体となってW杯優勝経験のある国を破ることができて、素晴らしい経験を積むことができました。『ドーハの歓喜』を味わわせてくれました」と強調した。

 また、立候補制だったクロアチア戦のPK戦について聞かれ、指揮官は次のように語った。

「これまで私がやってきたなかで、毎回同じ戦い方をしてきたので、今回も同じ戦いをするようにしました。こうして結果をつかみ取れなかったことにおいて、選手に責任を負わせてしまい、そこは『たら、れば』で考えることはあります。ただ、そこに自信をもって気持ちを込めてPKを蹴って、勇気のある決断を下してくれたと思います。口から心臓が飛び出るぐらいプレッシャーを受けながら、日本のために戦ってくれた、その勇気をまずたたえたいです」

 また、東京オリンピックの準々決勝のニュージーランド戦では同じく立候補制でPK戦を制していて、その試合にも出場していた吉田麻也は「そこに間違いがあったとは思っていなかったです」と語った。

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