東京五輪代表DF板倉滉がメディカルチェックをパス｡シャルケ加入､間もなく正式発表

サカノワスタッフ

2021年8月19日

板倉滉。写真：早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

内田篤人以来の日本人シャルカーに。

　オリンピック日本代表と日本代表に選ばれるマンチェスター・シティが保有権を持つDF板倉滉が８月19日、ドイツ・ブンデスリーガ２部のシャルケ04の加入に向けて、メディカルチェックをパスした。間もなく加入が正式発表される。『スカイ』が報じた。

　板倉は2019年にマンチェスター・Ｃに加わり、そのままオランダ１部FCフローニンゲンに期限付き移籍。2021-22シーズンは、センターバックとして全試合にフル出場した。

　今回も１年間のレンタル移籍になる。１部昇格を果たせば、400万ユーロ（約５億1000万円）で保有権を買い取ることができる条件が付く。

　板倉は1997年１月27日、神奈川県出身、24歳。187センチ・75キロ。川崎フロンターレのジュニア（U-12）からトップまで昇格を果たし、川崎、ベガルタ仙台でプレー。2019年１月から昨季まで、フローニンゲンでレンタルされてきた。

　シャルケに加われば、2010年７月から2017年８月まで７年間にわたって所属した元日本代表の内田篤人以来の“日本人シャルカー”となる。また、川崎でのつながりも深い田中碧も同じブンデス２部フォルティナ・デュッセルドルフへの移籍を決断しており、同リーグでの対決も注目を集める。

[文：サカノワ編集グループ]