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キプロス代表FWソティリウ、浦和へ電撃移籍なるか!試合視察、違約金引き上げ?ブルガリア首位チームで今季18戦16ゴール

ピエロス・ソティリウ。(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)

「夏のマーケット」有力とあるが、このタイミングを考えると――。

 ブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラトに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)のJ1リーグ浦和レッズへの移籍の噂が、再び現地で話題となっている。ブルガリアメディア『テレグラフ』が3月14日に報じた。

 記事によると、浦和から派遣された人物が試合の視察に訪れたという。しかもその試合でソティリウはゴールを決めて、勝利に大きく貢献した。

 同メディアによると、これまで浦和は二度、ルドゴレツにオファーを提示してきたという。しかし、違約金120万ドル(約1億4000万円)、150万ドル(約1億8000万円)と、いずれも拒否されたそうだ。そこで再度、200万ドル(約2億4000万円)に引き上げて、交渉に臨んでいるそうだ。

 この記事では「夏に契約が成り立つだろう」と、次のマーケットでの移籍成立を示唆している。

 29歳のストライカーであるソティリウは最近リーグ3試合連続ゴールを決めるなど好調をキープ。今季リーグ18試合・16ゴール・4アシストとエースストライカーとして文句なしの成績を残している。ルドゴレツは現在リーグ首位に立ち、2位のCSKAソフィアに7ポイント差をつけている。それだけにクラブも今季終了までは引き止めたい意向か。

 ただこの記事では、日本の移籍マーケットがまだ開かれている(3月31日まで)と認識されていない可能性もあり得る。

 浦和は現在リーグ1勝しか挙げられずにいる。4月にはACL(アジアチャンピオンズリーグ)も控える。チームの現状を考えると、すぐにでも来てほしい人材である。

 また、「夏まで待つ」となると、日本の夏のマーケットが開くのは7月15日とまだ先である。ソティリウが希望しているとされる欧州のクラブに引き抜かれてしまう可能性も高まる。

 それだけに記事の内容がある程度事実であり、このタイミングで動きがあったならば、電撃移籍はあるのか――。

 ソティリウは1993年1月13日生まれ、キプロス出身、29歳。キプロス代表としても51試合・11得点を記録している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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