【日本代表】当落選上? 香川、岡崎、武藤…ガーナ戦後に語った”最後の一声”
香川、岡崎、武藤…W杯のピッチに立てるか? 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
岡崎は「悔しさを晴らせるのはW杯しかない」。
FIFAワールドカップ・ロシア大会に挑む日本代表(SAMURAIBLUE)の23人が、5月31日午後4時から発表される。日本代表の西野朗監督は、アジア予選を戦ってきた中心メンバーは変えずに大枠は決まっていて、あとはガーナ戦での結果を見てリストをまとめたいと語っていた。
負傷からの復帰間もない岡崎慎司、香川真司もその”当落選上”か。西野監督が先日の記者会見で香川のケガについて、「選手生命にかかわる」ものと語っていたのも気になるところだ。
また、「ガーナ戦で試したいこともある」と西野監督が語っていた一つが、武藤のセンターフォワード起用だったことも察せられる。ガーナの運動量が落ち、リードしていたこともあり守備を固めてきたこともあったが、決定的なシュートを放つなど惜しいチャンスを作り出した。
いずれもゴール前であと一歩という状況まで持ち込んだが、結果を残したとは言えなかった。果たして23人に加われるのか? 彼らが試合後に語っていたのは、この先――ワールドカップ本番に向けての言葉だった。3人の試合後の声をまとめた。
岡崎慎司/MF/59分から出場
「(ゴールを決められなかったが)守備をして、前に出て、クロスに入って。その1回を決めるかどうか、それがワールドカップ。だからやっていることは間違いない。あとは、みんながやらなきゃいけないと思いながら取り組めている。選手が自発的にやれている。試合が終わったあと、前ほど不完全燃焼ではなかった。ただ0-2で敗れてしまったことを受け止め、これを晴らすのはワールドカップしかないと。そういう話をしました」
香川真司/MF/後半開始から出場
「(サバイバルという色が濃いゲームだが、結果も求められたが?)そこはもう個人個人の判断。アピールしようとしすぎず、チームなのだからバランスを保とうと考えてやりました。連係から崩したかった。そういった課題を含めて、練習からやっていくしかない。こういった結果を受け止め、もう一度みんなで話し合ってやっていきたい」
武藤嘉紀/FW/後半開始から出場
「(決定機は)逆に見えすぎていたから、困ってしまった。そこはポジティブに捉えないといけない。でも外してしまったことは変わらない。しっかり決め切らないと……。そこはしっかり反省したい。この結果は何を言っても変わらない。自分なりに出せる力を出したので、あとは明日を待つしかない。サコ(大迫)くんが代表ではワントップを務めてきた素晴らしいプレーヤーなので、そこを脅かさないといけないし、あとは自分にしかできないプレーをやっていければと思います」