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ネイマールは日本代表に過去4戦8得点。吉田麻也「要注意人物。粘り強く行くのが大事」

吉田麻也。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

ブラジル戦の過去通算成績2分10敗。「どの選手も危ないな、というのが正直なところ」。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – ブラジル代表/2022年6月6日19:20/国立競技場

「キリンチャレンジカップ2022」日本代表対ブラジル代表戦が6月6日、国立競技場で行われる。FIFAランキングはブラジル1位、日本23位。カタール・ワールドカップ(W杯)前、W杯歴代最多5度の優勝を誇る「王国」に挑める貴重な機会となる。

 先発出場が予想されるブラジルのエース、ネイマール(パリ・サンジェルマン)は過去の日本代表戦で1試合4得点など、通算4試合・8ゴールを決めている。

 そのうち3試合に先発しているキャプテンの吉田麻也は、次のように“ネイマール対策”を語った。

「三回戦って3点以上取られています(4失点)。特に早い段階で点を取られ、前半で決着がついてしまうケースが多かったです。(W杯)本大会もそうですが、大事なのはどれだけ0-0の時間を長くするか。仮に0-1になったとしても粘り強く踏ん張り、なんとかして1点をもぎとり勝点1を奪い取るサッカーをしなければいけません。W杯を見据え、現実なサッカーができるかが大事。

 もちろんネイマールは要注意人物ですが、どの選手も危ないな、というのが正直なところ。粘り強く行くことが、すごく大事になると思います」

 日本はブラジルに対し2分10敗(5得点・34失点)と過去一度も勝ったことがない。そして先発出場が予想される吉田にとって、これが四度目の対戦となる。

「1試合パラグアイと試合できて、コンディションにバラつきはありますが、よりよい状態で臨めます。それは相手にも言えること。韓国代表(〇5-1)と1試合して、移動による時差も取れ、疲れも癒えて、お互いにいい状態でやれると思います」

 何より勝機を見出すためには、最高のパフォーマンスが求められる。

「より正確にスピーディに、質を上げなければいけない。ここから先は細かいことにこだわり、個々のパフォーマンスも、注意深くプレーしていかなければいけない相手。非常にタフな試合になりますが、どれぐらい自分たちができるのか。やれること、やれないことが見え、それを次につなげ、W杯への準備にしたいです」

 先日のパラグアイ戦とはまた異なる形で、今度はW杯出場国を相手に、思い切り挑めるチャンスに。ネイマールを日本戦初のノーゴールに抑える――それを達成できれば、初勝利の芽も出てくる。

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