【浦和】FWリンセン加入決定へ!フェイエノールトと「合意に達した」と現地記者が報じる
フェイエノールトでのリンセン。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
待望の「9番」、オランダ1部で今季13ゴールを決めた生粋のストライカー!
オランダ・エールディビジ(1部)フェイエノールト・ロッテルダムのFWブライアン・リンセン(Bryan Linssen)のJ1リーグ浦和レッズへの移籍が決定的となった。フェイエノールトの情報サイト『FR12』によると、フェイエノールトウォッチャーであるオランダメディア『フットボール・インターナショナル』の記者が6月7日、両クラブは契約合意に至り「あとは最終的な事務処理を経て日本へ向かう」と報じた。
浦和にとって待望の「9番」が加わる。フェイエノールトを取材するマルティン・クラベンダム記者が「リンセンのフェイノールトから浦和への移籍が合意に達した」と伝えた。フェイエはこれから新エース候補を探すことになるという。
SBVフィテッセをフリーで退団し2020年にフェイエノールトへ加入したリンセンは、2023年まで契約を結んでいる。そのため契約解除金がかかり、浦和がフェイエに支払う額は130万ユーロ(約1億8000万円)と見られるという。
フェイエノールトはUEFAカンファレンス・リーグ決勝で、ASローマに0-1で敗れて準優勝に終わり、それがリンセンのオランダでの今季ラストゲームに。一方、『FCアップデート』によると、「フェイエノールトは浦和レッズとの契約をまとめるため、代表団を日本に派遣した」「クラブ(フェイエ)はこの移籍で、比較的高い金額を手に入れることになりそうだ」と報じていた。
31歳のリンセンは2021-22シーズン、オランダ1部リーグ(エールディビジ)全34試合(スタメン26試合)に出場し、13得点・8アシストを記録。カンファレンスリーグやカップ戦を含めた公式戦の通算は53試合・17得点・10アシストだった。ポジション別の出場数は、センターフォワード44試合、両ウイング4試合ずつ、攻撃的ミッドフィルダー1試合。
浦和は現在2勝9分5敗の勝点15でJ1リーグ14位。「戦略的パートナーシップ」を締結しているフェイエノールトのエースを迎え入れ、反撃態勢を整える。
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