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【J1 人件費ランキング】1位神戸、2位川崎、3位浦和…16位鳥栖が大健闘

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サカノワスタッフ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

神戸が13億円以上のマイナス。

 Jリーグが5月に開示した各クラブ経営情報(3月決算の柏レイソル、ジュビロ磐田、湘南ベルマーレは後日集計)をもとに、2021シーズンのJ1リーグ人件費ランキングをまとめた。この「人件費」は選手のみならず、チーム・クラブスタッフも含まれる。

 コロナ禍での2年目、降格なしだった2020年からJ2降格4チームというイレギュラーなレギュレーションに。その影響もあり、下位チームの増額の幅は大きかった。

 そうしたなか、1位はヴィッセル神戸の50億5200万円で、3年連続トップ。それでも前年比13億4400万円のマイナスだった。

 2位が川崎フロンターレで36億3000万円、3位が浦和レッズで30億8900万円。4位が浦和とほぼ同額の名古屋グランパス。

 この上位4チームからリーグ(川崎)、天皇杯(浦和)、ルヴァンカップ(名古屋)と主要タイトルを獲得している。

 またボトム2の大分トリニータ、ベガルタ仙台がJ2に降格。16位のサガン鳥栖が一時は優勝争いにも食い込み最終的には7位と健闘した。一方、前年比7億円増の16億8400万円を投じた12位の徳島ヴォルティスだが、最後に力尽きる形となってしまった。

 2021シーズンのJ1リーグ人件費ランキングは次の通り。

◎2021年J1人件費ランキング(単位:百万円)
順位 チーム 2019 2020 2021 前年比(+=プラス ▲=マイナス)

1 神戸 6,923 6,396 5,052 ▲1,344

2 川崎 2,958 3,036 3,630 +594

3 浦和 3,228 3,119 3,089 ▲30

4 名古屋 3,973 3,525 3,089 ▲436

5 鹿島 2,936 2,550 2,868 +318

6 G大阪 2,434 2,721 2,735 +14

7 FC東京 2,736 3,034 2,712 ▲322

8 横浜FM 2,684 2,962 2,541 ▲421

9 C大阪 2,406 2,020 2,449 +429

10 清水 1,729 1,937 2,127 +190

11 広島 1,931 2,040 1,876 ▲164

12 徳島 892 916 1,684 +768

13 札幌 1,698 1,614 1,660 +46

14 福岡 784 968 1,643 +675

15 横浜FC 916 1,010 1,513 +503

16 鳥栖 2,528 1,389 1,334 ▲55

17 大分 860 1,154 1,251 +97

18 仙台 1,296 1,246 1,156 ▲90

合計 42,912 41,637 42,409 +772
平均 2,384 2,313 2,356

※参照(3月決算)
湘南 1,263 1,121  – 
柏 2,940 2,879  –

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