日本代表復帰の武藤嘉紀が負傷、交代出場の大迫勇也に古巣弾。最後は和泉竜司ボレー弾!死闘…鹿島1-1神戸
武藤嘉紀。 (Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)
失点関与…大迫を止め切れずキム・ミンテにレッドカード。
[J1 22節] 鹿島 1-1 神戸/2022年7月16日18:03/カシマサッカースタジアム
J1リーグ22節、鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸戦、このほど日本代表復帰を果たした神戸のFW武藤嘉紀が先発出場したものの前半途中に右足首を痛めて交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。しかし代わって入ったFW大迫勇也が渾身ヘッドで先制、さらに対峙していたDFキム・ミンテを2枚のイエローカードで退場処分に追いやった。それでも数的不利の鹿島だが、最後に和泉竜司にボレー弾が飛び出した。
前半はホームの鹿島がシュート数8本対1本と攻めた。そのなかで39分、中村亮太朗のチェイスを受けた武藤が踏ん張った右足を痛めて、そのまま交代を余儀なくされる。今年1月の候補合宿以来の日本代表復帰を果たしたFWだが、E-1東アジア選手権への参戦は微妙になった。
ところが代わって入った大迫が古巣を相手に圧倒的な存在感を放つ。44分、ターンからファウルで止めにかかったキム・ミンテにイエローカードが出される。
そして後半開始直後の52分、後半から出場の小田裕太郎の右クロスに、大迫がキム・ミンテの前に出てヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らす。
60分には、再び大迫の切り返しをファウルで止めたキム・ミンテに2枚目のイエローカードが出されて、退場処分に――。
そこからは大迫とアンドレス・イニエスタのホットラインから、汰木康也が決定機を作り出すなど、神戸ペースに。
それでもホームチームは土居聖真、安西幸輝らを投入してヴィッセルゴールに迫る。そして87分、鈴木優磨のヘッドの折り返しを和泉がボレーで突き刺して同点に! 数的不利を感じさせないアグレッシブさで、最後まで攻め続けた。
神戸もムゴシャを投入するなど逆襲。ただ試合は1-1で引き分けた。
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