なでしこ日韓戦、「10番」長野風花が決勝弾!宮澤ひなた先制。一時は元INACチ・ソヨンに決められ同点にされたが…
決勝点を決めた日本女子代表の長野風花。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
韓国のほうが数多くチャンスを作り課題を残す。
[E-1東アジア選手権] 日本 2-1 韓国/2022年7月19日16:00/カシマサッカースタジアム
E-1東アジア選手権の第1日、日本女子代表と韓国女子代表が対戦し、日本が宮澤ひなた、長野風花のゴールで、2-1の勝利を収めた。一方、韓国は元INAC神戸のチ・ソヨン(水原FC)が一時同点弾を決めて試合の主導権を握ったものの、あと1点及ばなかった。
立ち上がりは互いにボール保持をしようと競り合いに。すると、次第に韓国がボールをキープし、日本がカウンターを狙う構図になる。そのなかで33分、成宮唯の折り返しのパスを、宮澤ひなたが合わせて先制点を奪う。
ただ、日本は運動量で上回る韓国に押し込まれ、日本陣内での時間が続く。そして59分、崩されたあとチ・ソヨンに決められてしまう。
そこから日本はカウンターから打開を試みる。すると65分、植木理子の突破から、マイナスのクロスを長野が合わせてねじ込む。
その後も韓国に何度か決定機を作られるなど押し込まれたが、日本が辛うじて2-1で逃げ切った。
なでしこが幸先よく勝利を収めた。とはいえ、攻撃の形は韓国のほうができていたといえ、課題を残す日韓戦の勝利となった。