【日本代表スタメン予想】エクアドル戦、三笘薫、古橋亨梧が先発か！“混戦”左SBは候補３人。絶好調の旗手怜央にチャンスほしい

FIFAランキング日本24位、エクアドル44位、いずれもW杯出場国。森保監督がスタメン全員変更を明言。

[キリンチャレンジカップ] 日本代表 – エクアドル代表／2022年９月27日13:55（日本時間20:55）／エスプリ・アレーナ（ドイツ）

　サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）が９月27日、「キリンチャレンジカップ2022」でエクアドル代表とドイツ・デュッセルドルフで対戦する。FIFAランキングは日本24位、エクアドル44位で、いずれもカタール・ワールドカップ（W杯）の出場国。日本にとっては、W杯のメンバー発表を前にした最後の親善試合となる。

　日本のスタメンを予想したい。アメリカ代表戦（〇2-0）から中３日、同会場での開催になる。冨安健洋（アーセナルFC）がチーム事情、権田修一（清水エスパルス）がケガによりチームを離れている。また米国戦で先発した前田大然（セルティックFC）が別メニューということで、所属先に考慮すると、この試合の欠場が濃厚だ。

　森保一監督は前日の公式記者会見で、アメリカ戦からのスタメン全員の変更を明言。W杯本大会を見据え、グループステージ第２戦の“仮想コスタリカ戦”の位置づけに。

　最も読めない“混戦”が左サイドバックだ。アメリカ戦では森保監督が東京オリンピック代表から重用してきた中山雄太（ハダースフィールド・タウンFC）が起用された。ランキングの高いライバル相手に、長友佑都（FC東京）が外れたのは一つのトピックスでもあった。

　今回は米国戦で４バック時にセンターバック、３バック時に左ストッパーを担った伊藤洋輝（VfBシュツットガルト）が、左SBに入る可能性もある。あるいは経験ある長友、もしくは２列目の攻撃力を引き出すのであればセルティックで絶好調なポリバレント旗手怜央も選択肢に入ってきそうである。

　２列目では三笘薫（ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC）、堂安律（SCフライブルク）の米国戦途中出場組のスタートからの起用があり得る。いずれも好インパクトを残し、スタメンで見てみたい――という楽しみを感じさせた。

　そしてトップ下だが、鎌田大地（アイントラハト・フランクフルト）の二番手として、南野拓実（ASモナコ）がテストされるか。久保建英（レアル・ソシエダ）もトップ下候補であり（今回ベンチスタート）、南野は強度と柔軟性やターンからのフィニッシュなど“違い”を見せられるか。また堂安もフライブルクではオプションとしてトップ下でプレーし勝利を収めているだけに、選択肢としては面白い。　

　センターフォワードは、セルティックで活躍する古橋亨梧が有力だ。南米勢相手に、ややパワー重視で行くならば上田綺世（セルクル・ブルージュ）がハマるか。　

　ボランチは田中碧（フォルトゥナ・デュッセルドルフ）、柴崎岳（CDレガネス）に先発のチャンスが与えられそう。ただ守備面のバランスを考慮すると、状況に応じて4-3-3的になる旗手起用もあるか!?

　なかにはアピールに走りたくなる選手も出てくるかもしれない。米国戦は、相手チームが若手を多く起用してきて、やや肩透かしを食らった面もあった。

　一方、エクアドルは３月にアルゼンチン代表と1-1、直近ではサウジアラビア代表とスコアレスで引き分けるなど、国際Aマッチ５試合負けなし（２勝３分）。そんな相手に６月シリーズのパラグアイ代表戦（〇4-1）のような内容も伴ったスカッとする、同時にW杯本番へ試金石になるような勝利を期待したい。

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