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W杯へ暗雲…日本代表GK権田修一が腰を痛め途中交代。苦悶の表情…J1川崎vs清水戦

日本代表の権田修一。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

谷口彰悟の不意なチャージを受けて。

[J1 32節] 川崎 3-2 清水/2022年10月8日14:00/等々力陸上競技場

 J1リーグ32節の川崎フロンターレ対清水エスパルス戦、清水の日本代表GK権田修一が腰を痛めてハーフタイムに交代を余儀なくされるアクシデントが起きた。9月の日本代表のドイツ遠征でも負傷により途中離脱していた守護神だが、果たして来月のカタール・ワールドカップ(W杯)にベストの状態で臨めるだろうか。

 川崎の1点リードで迎えた41分、コーナーキックをキャッチした権田がペナルティエリア前方まで上がると、谷口彰悟の不意なファウル気味のチャージを受ける。

 そこで権田は顔をしかめて腰を押さえて倒れ込み、主審が一度プレーを止める。そのあと清水の21番はプレーを続けたが、キックに力が入らず相手に奪われるなど、苦しい表情を浮かべながらピッチに立ち続けた。交代回数をここで使いたくなかった清水は、ハーフタイムを挟み、GKを大久保択生に交代している。

 清水はそのあと白崎凌兵、カルリーニョス・ジュニオのゴールで逆転に成功。ところが、76分に山村和也、さらに78分に小林悠に決められて再逆転を許し、2-3で落とした。

 一時的など軽傷であればいいが――。残り3試合、権田はピッチに戻ってくることができるか。

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