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J3とJFLの入れ替え、最短2024シーズンから実施へ。「百年構想クラブ」と「J3クラブライセンス」も整理へ

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サカノワスタッフ

(C)SAKANOWA

来季J3リーグ20チームになる可能性が高まる。

 Jリーグは10月25日の理事会で、ラインメール青森 ヴィアティン三重、FC大阪、奈良クラブ、ヴェルスパ大分に条件付きでJ3ライセンスを交付すると発表した。JFLは残り4試合で、FC大阪、奈良クラブがJリーグ昇格条件である4位以内にいる。また他3クラブも上位につけていて、まだ逆転への望みをつないでいる状況だ。

 そのため来シーズンは、J3リーグが20チームになる可能性が高まっている。2チームが昇格(入会)した場合、2023シーズン、Jリーグは60チームに達する。

 リーグは最大J1からJ3まで60クラブで構成する方針を示していて、その上限に達することになる。その場合、JFL(日本フットボールリーグ)との昇降格を実施する考えが以前から示されていた。

 理事会後の記者会見では最短2024年(入れ替え戦などは2023シーズン)から実施されるJ3リーグとJFLの入れ替えの方法について質問があり、Jリーグの担当者は「どのようなルールで昇降格を決定するかは、今後決定します」と説明した。

 そして来季以降はJリーグ入会条件である「百年構想クラブ」と「J3クラブライセンス」が、それぞれの意味合いや役割、条件が共通あるいは似ているところもあり、そのあたりを整理するという方針も示された。

 また、地方クラブでネックになっている「ホームゲームの1試合平均入場者数2,000人」について、コロナ禍であるものの、規定である以上、クリアすることが条件になると強調された。ただし、最終的には理事会での判断になるとも説明があった。

 いずれにせよ、Jリーグの会員としてプロのクラブ経営をしていくには、2000人あるいはJリーグ昇格後には3000人以上をコンスタントに動員できると示すことが重要になるということだ。

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