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【京都-熊本】「そこは深めるな!」「いつも無礼講」市船出身の守護神対決、上福元直人vs佐藤優也│今日J1参入プレーオフ決勝、チケット完売!

京都の上福元直人(左)と熊本の佐藤優也(右)。(C)SAKANOWA

4学年差で、一緒にはプレーしていないものの仲良し。

[J1参入PO 決勝] 京都 – 熊本/2022年11月13日13:05/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1参入プレーオフ(PO)決勝の京都サンガF.C.対ロアッソ熊本戦が11月13日13時5分から、サンガスタジアムで開催される。声出し応援がゴール裏など一部で認められる運命の一戦、チケットは全席種完売となった。

 Jリーグ主催の11日に行われたオンライン記者会見には、京都の上福元直人、熊本の佐藤優也と、両チームの守護神が参加した。

 二人はともに市立船橋高校の出身。増嶋竜也やカレン・ロバートとともに全国を沸かせた“先輩”佐藤だが、4学年下の“後輩”であり順天堂大を経てプロ入りしている上福元によると、「とても温かくて、心が広い」と、ピッチのみならず普段も懐が深いという。

 それぞれ高校を卒業したあと、プライベートでも交流するようになった。そして最近では上福元によると、「前日にゴルフに誘った時、快く対応していただいて、本当にありがとうございました。すごく優しく温かい先輩。年代関係なく接してくれて、心の広い素晴らしい人間性を持っています」と、佐藤の偉大さと謙虚さを語っていた。

 これには佐藤も、「そこは深めなくていいだろう……」と少し照れていた。

 89年11月生まれの32歳の上福元は「ゴールキーパーで対決するわけではないですが、すいません上下関係は13日には持ち込まず、無礼講でしっかり全力で戦いたいです!」と挑戦状をたたきつける。すると86年2月生まれ(85年度)36歳の佐藤は「いつも無礼講じゃないか!」と返していた。

 今回は熊本が挑戦者になり、勝利できなければ昇格はない。佐藤は「誰を見ても強烈。胸を借りるつもりでやっていきたいです」と、しっかり気を引き締めていた。

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