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【日本代表 スペイン戦│採点】三笘薫、田中碧、板倉滉…守備陣の7人に最高点「5」!夜明け前、目の覚めるサンライズショットを突き刺した堂安律をMOMに選出!

カタールW杯スペイン戦、ゴールを決めた堂安律(右)と長友佑都。(Photo by Clive Mason/Getty Images)

前田大然はスプリント数「60回」で貢献。シュートはゼロだったが、次戦クロアチア戦あたり…ゴールの予感!!

[カタールW杯 E組 第3戦] 日本代表 2-1 スペイン代表 /2022年12月1日22:00(日本時間2日4:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)E組の第3戦、日本代表が2-1でスペイン代表に勝利を収め2勝1敗の勝点6、グループ1位で決勝トーナメントに進出した。

 日本代表の選手の採点をまとめた。5段階評価で、最高点は「5」、最低点は「1」。

 最高評価「5」は、2ゴールに絡んだ田中碧、板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟、権田修一の先発5人、そして途中出場の堂安律と三笘薫の計7人。「4」の高評価が、スプリント数最多62回を記録した前田大然、途中出場の冨安健洋ら5人。

 日本の夜明け前、まさに目が覚めるようなサンライズショットを突き刺した堂安律を、ドイツ戦に続いてマン・オブ・ザ・マッチに選出した。

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:スペイン代表戦]
GK
12 権田修一 5
被シュート13本、そのうち枠内5本、ペナルティエリア内6本。相手との駆け引きで常に勝り、ポジショニングも文句なしで逆転勝利に導いた。

DF
3 谷口彰悟 5
立ち上がりにイエローカードをもらったものの、鋭い出足が効いて、しっかりボールへ向かい危険な位置で起点を作らせなかった。

22 吉田麻也 5
二人のセンターフォワードに自由に仕事をさせず。終盤は高さも効いて(牽制にもなり)、粘り強くタフに耐えて1点差を守り切った。

4 板倉滉 5
体を張ったディフェンスで、シュートブロック。イエローカードを早い時間に受けたが、最後まで高い集中を保った。

MF
13 守田英正 4
前半はやや自信がない感じでプレーし、ボールを失ってしまったのは課題に。後半は“狙いどころ”が整理されて、チームに推進力を生んだ。あの襲い掛かるようなプレスやプレスバックをクロアチア戦では期待したい。

17 田中碧 5(▼87分)
高い位置で起点になり、先制点に絡み、決勝ゴールを奪う。その持ち味が生きた。

5 長友佑都 4(▼HT)
鎌田とともに、ボールに行けずクロスを上げられ先制点を奪われたのは課題。そのシーン以外は、高い位置まで持ち上がり、相手の消耗も誘った。

14 伊東純也 4
最初の決定的なシュートを放つ。ウイングバックだと守備に追われ、後半はカウンターの始点に。次はもっと高い位置でパワーを生かしたい!

11 久保建英 3(▼HT)
ボールを持つと対峙する相手は嫌がり脅威を与えられた。最低限の役割をして、後半につないだ。

15 鎌田大地 3(▼62分)
先制点は球際に行けずクロスを上げられてしまった。攻撃時にはインテンシティの高さを見せ付けた。試合展開もあったとはいえ、冨安がいると、より高い位置でプレーできて一段と怖さが増す印象。その点はクロアチア戦の楽しみに。

FW
25 前田大然 4(▼62分)
スプリントはこの試合最多60回を記録。ブスケツへのパスを遮断する形でプレスをかけた。後半はGKまでプレッシングに行くなど、チームの狙いに合わせて対応。しかしシュートはゼロ――次戦あたり、ゴールの予感!!

【交代出場】
MF
9 三笘薫 5(▲HT)
プレッシングからゴールをもたらし、2点目をアシスト。試合を動かして、勝利に大きく貢献した。

MF
8 堂安律 5(▲HT)【MAN OF THE MATCH】
交代出場直後に自身のゾーンに持ち込み圧巻ミドル! 日本の夜明け前、鮮やかなサンライズショットを突き刺してみせた。ドイツ戦に続き今大会2点目。

FW
18 浅野拓磨 3 (▲62分)
センターバック二人の攻め上がりを限定させる。シュートはミートできなかったが、役割をこなした。

DF
16 冨安健洋 4(▲62分)

右サイドに入り、相手ストロングポイントを押さえた。スペインが次第に迫力を失っていった。クロアチア戦はスタメン起用が有力に。

MF
6 遠藤航 ―(▲87分)
右ヒザの負傷により影響が心配されたが、最後のカードで登場。ゴール前の危険なエリアを締めて、勝利をもたらした。

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