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三竿健斗のサンタクララ移籍「1.5年+2年オプション」、W杯日本代表の守田英正に続く日本人選手に

鹿島の三竿健斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

鹿島サポーターへ「常に熱い応援と高い基準で支えてくれたサポーターの皆さんには、本当に感謝しています。たくさんいいニュースを届けられるように頑張ってきます」

 J1リーグ鹿島アントラーズの三竿健斗(MISAO Kento)が12月12日、ポルトガル1部CDサンタ・クララに完全移籍することが決まった。自身初の海外でのプレーとなる。26歳のボランチはカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の守田英正が昨季まで所属したアゾレス諸島のクラブで挑戦する。前FC東京田川亨介も在籍している。

 サンタクララはクラブ公式サイトで、2023-24シーズンまでの契約で、さらに2年間のオプション付きだと契約内容を公表している。

 三竿は鹿島を通じて、次のようにサポーターへ感謝を伝えている。

「このたび、ポルトガルのCDサンタ・クララへ移籍することになりました。19歳でアントラーズの一員になってから7年間、限られた人にしかできない経験をたくさんしました。嬉しいことよりも悔しい、苦しい時間の方がたくさんありましたが、その分選手、人間として大きく成長できたと思っています。

『鹿島アントラーズ』というクラブを外から見ていた時はタイトルを獲っているのが当たり前で、簡単に獲ってしまうという風に見えていました。ですが、当たり前に見えているものが当たり前ではない、タイトルを一つ獲ることがどれだけ苦しくて難しいものかということを身をもって知ることができました。

 ここで数々の偉大な選手たちとともに日々プレーし、最高のアントラーズファミリーの皆さんとタイトルを獲得して喜びを分かち合えた時間は本当に幸せでした。近年、そういった喜びをファミリーの皆さんと味わうことができない中での移籍はすごく悩みました。

 それでも最後、人生を振り返った時に後悔をしない選択を考えた結果、移籍をする決断をしました。『この決断をして正解だった』と言えるよう、子どもの頃から夢だったヨーロッパで成功するという新たな挑戦をします。

 2018年のACL決勝、ホームでの第1戦目のカシマスタジアムの緊張感、熱量、雰囲気、一体感、手拍子は一生忘れられないです。あの雰囲気のなかでプレーできて、本当に幸せでした。

 常に熱い応援と高い基準で支えてくれたサポーターの皆さんには、本当に感謝しています。たくさんいいニュースを届けられるように頑張ってきます。最後まで読んでいただきありがとうございます。7年間、ありがとうございました」

 2022シーズンはセンターバックでもプレーし、リーグ33試合・2得点、公式戦通算43試合・3得点を記録している。

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