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【鹿島2-2浦和】岩波拓也が殊勲の同点弾!「今日のメンバーを見た時、ターゲットは僕しかいないと思っていた」

BGパトゥム戦で2点目のゴールを決めた浦和の岩波卓也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

アルトゥール・カイキ2ゴール、アントラーズが先取したが――。

[J1 28節] 鹿島 2-2 浦和/2022年9月3日18:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ28節、鹿島アントラーズ対浦和レッズ戦は、両者譲らず2-2で引き分けた。今季リーグ戦でのこのカードは2試合ともドロー決着に終わった。

 GKに鹿島は沖悠哉、浦和は鈴木彩艶が抜擢されるなか、立ち上がりから試合が動く。

 先制はホームチーム。アルトゥール・カイキが16分にジャンプヘッド、27分にミドル弾で幸先よく2ゴールを決める。

 それでも浦和も好調ぶりを発揮。30分、松尾佑介のシュートが決まり1点差に詰め寄る。

 そして69分、岩尾憲の直接フリーキックを岩波拓也がバックヘッドでかすめて、ゴールネットを揺らして、ついに同点に――。シュート数12本対12本と互いに攻め合い、2-2で引き分けた。

 岩波は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。

「前半自分たちで苦しめてしまい、難しい試合になりました。この対鹿島には燃えるものがあり、僕らには勝点3が必要で、そういう意味では悔しい試合になりましたが、最後まであきらめず闘う姿を見せられたと思います。(得点シーンについて)今日のメンバーを見た時、ターゲットは僕しかいないと思ったので、僕に懸かっているものは大きく、得点で貢献できたのはすごく嬉しく思います」

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